現在、帯域幅負荷の高いマルチメディア・アプリケーションが多数開発されており、より多くの帯域幅を求めるニーズが増大しています。このため、あらゆるセグメントのワイヤライン・ネットワークを迅速に進化させて、音声、ビデオ、データにおける膨大なトラフィックの需要に対応することが、サービス・プロバイダーにとって大きな負担となっています。イノベーションはアクセス、伝送、ネットワーク機器の分野で絶えず進んでおり、5G トラフィックの集約、転送、配信を実現しています。これらの革新的なテクノロジーは、ソリューションを素早く提供するとともに、大量生産の成功へとつながる確実で低コストな移行パスを備えた柔軟性の高いプラットフォームを必要としています。高性能で低コストの FPGA とインテルのプログラマブル・ロジック・デバイス (PLD) の包括的なポートフォリオによって、ワイヤライン・インフラストラクチャーの設計に必要な処理帯域幅と柔軟性が提供されます。市場投入までの期間を短縮するため、インテルはワイヤライン・エコシステムを通じて、幅広い Intellectual Property (IP)、リファレンス・デザイン、すぐに使える総合的なパートナー・ソリューションも提供しています。インテルの 14nm / 20nm シリコンでのリーダーシップ、サポートツール、ソリューションによって、ワイヤライン通信インフラストラクチャー・プラットフォーム向けの高度なシステム統合を実現できます。

NFV

ネットワーク機能仮想化 (NFV) は、プログラマブルな COTS ソフトウェアとして通信サービス・プロバイダー (CoSP) の関心の的となっています。その最大の特長は、総保有コストを低減し、導入における柔軟性を向上して、顧客の需要に応じたサービス強化を実現するための、構成可能なハードウェア・テクノロジーにあります。

インテルは、OEM、通信機器メーカー (TEM)、仮想ネットワーク機能 (VNF) 関連パートナーと連携して、インテル® アーキテクチャー (IA) ベースの NFV ソリューションの提供に足並みを揃えて取り組み、拡張性と相互運用性に優れたオープンソース・ベースの NFV プラットフォーム・コンポーネントを作成しました。これらのコンポーネントにより、特に仮想ブロードバンド・ネットワーク・ゲートウェイ (vBNG) / 仮想 Evolved Packet Core (vEPC) ソリューションにおいて、ネットワーク機能の帯域幅ニーズが 100G を超える場合のソリューション全体のパフォーマンスが向上します。これらの VNF は、高速化機能としてセキュリティーと組み合わせることもできます。

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ネットワーキング

FPGA の機能を効果的に引き出す DPDK 対応 IP を活用することで、ターンキー・ソリューションを短期間で導入し、テラビットレートで高性能な最先端のネットワーキング機能を構築できます。インテルでは、ネットワーキングのコントロール・プレーンとデータプレーンで広く応用可能なアルゴリズム TCAMや、ディープ・パケット・インスペクション、トラフィック管理、NPU に置き換わる IP 等を社内開発もしくはパートナー企業の協力を得て実現しました。また、オープン・ネットワーキング・スタンダード・エコシステムと連携し、P4 対応ネットワーキング IP の実現に向けた明確な計画を打ち出しています。通信サービス・プロバイダーはソフトウェアとハードウェアを柔軟にサポートするために、効率性が高く短期間で導入可能なネットワーク機能を通信機器メーカーに求めますが、P4 対応のネットワーキング IP を用いれば、そのような機能を短期間で開発できるようになります。

セキュリティー

今日のネットワーク通信インフラストラクチャーには、SOHO アプライアンスからハイブリッド・クラウド・データセンター、通信サービス・プロバイダーに至るまで、エンドツーエンドのセキュリティーが不可欠です。転送中でも保管時でも、通信全体を通してデータのセキュリティーは必須となっており、MACsec や IPsec などの業界標準のネットワーク・セキュリティー・プロトコルによって規定されています。このような要件が特に難しくなるのは、DC クラウド内の Bump-in-the-wire (BITW) VNF アクセラレーション (CPU オフロード)、ゲートウェイのファイアウォール / DPI アプライアンス、そして企業内の組込みラインカード・ストレージ・エンジンなどのさまざまなネットワーク・セキュリティー・ポイントと関連付けられた独自のソフトウェア環境を検討する場合です。インテルでは、すぐに利用可能な MACsec および IPsec のソフト IP FPGA ソリューションを提供しています。これらのソリューションには、一般的なエンドユーザー・アプリケーションに適した基本機能セットが備わっています。

光伝送

変革が進む光伝送ネットワークでは、5G、ハイブリッド・クラウド、IoT に求められるトラフィック帯域幅に対応するために、ますます大容量の回線が導入されています。通信事業者にとっては、市場投入までの期間、ビット当たりコスト、消費電力を考慮した的確な動的割り当てが欠かせません。加えて、サービスやアプリケーションの提供によって自社の伝送システムをさらに収益化する方法も模索しています。インテル® FPGA は、従来のデータ伝送にも、5G モバイル・フロントホール、データセンター・インターコネクト (DCI)、モバイル・エッジ・コンピューティング (MEC) などの急成長分野におけるさまざまなデータパスのニーズに対応できます。さらに、トランスポート層に構築されたサービスやアプリケーションの場合にはインテル® Xeon® プロセッサーを効果的に活用することも可能です。インテル® FPGA のプログラマビリティーは、柔軟性を高めてリスクを減らすと同時に、インテルの強力な Intellectual Property (IP) チームとソリューション・パートナーによるエコシステムを通じて、標準ベースの IP を活用し、全体的なソリューション・コストを削減できます。こうしたデータ伝送の領域全体を、インテルのソリューションで実現することが可能です。

アクセス

インテル® FPGA によって、ケーブル、PON、ワイヤレスの統合アクセス・インフラストラクチャーの市場投入までの期間を短縮できます。

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