組み込み設計者は、アルテラのNios® II プロセッサを使用することにより必要のない機能にコストをかけることなくアプリケーションに必要なプロセッサ、ペリフェラル、メモリ、およびインタフェースの的確なセットの選択が可能となります。すなわち、Nios II はコスト面で驚異的な柔軟性を提供します。

表1ではNios II プロセッサ低コストの利点を紹介します。

表1. Nios II プロセッサの低コスト化機能と利点

機能 説明 詳細
低コスト・プロセッサ・コア

特にロジック利用効率に配慮して設計された小型の Nios II/e CPU コアにより、可能な限り最小限のロジックとメモリ・リソースを使用して、低コストの Nios II プロセッサを実現します。

より高度なシステム・レベルの統合

1つまたは複数の CPU と、ペリフェラル、メモリ、およびI/O インタフェースの最適なセットを組み合わせシステムを構築することで、ボード・コストや複雑さ、および消費電力を大幅に低減することができます。

コストが最適化された FPGA

Nios II/e CPU コアは、Cyclone III デバイスを使用することで、わずか25 セントのロジックリソースで実装でき、残された十分なロジックリソースで従来は外部デバイスで処理していた機能も実装できます。

コスト効果の高いアクセラレーション

性能重視のソフトウェア機能を FPGA 内のハードウェア・アクセラレータに肩代わりさせることによって、コスト効果の高い方法でソフトウェアの性能を向上させることができます。

低コストの IP および開発ツール

Nios II エンベデッド・デザイン・スイートをダウンロードすれば、ツールとプロセッサを無償で評価することが可能です。無償評価後、オンチップ・マイクロプロセッサ・システムを開発するために必要なすべてが含まれた低コスト開発キットを購入することもできます。

ロイヤリティ・フリー・ライセンス

アルテラの FPGA デバイスおよび HardCopy® ASIC に実装された Nios II プロセッサに対しては、いかなるロイヤリティも発生しません。

組込みシステムの設計者は、開発コストやコンポーネント・コストを削減しつつデザイン仕様と最終納期を守る方法を見つける立場におかれています。Nios II プロセッサは、これらの要件を満たすためのコスト面での柔軟性を提供しています。