Nios® II アーキテクチャは、プロセッサをホスト PC からリモートで制御するためのオン・チップ・エミュレーション機能を提供する JTAG (Joint Test Action Group)デバッグ・モジュールをサポートします。Nios II 統合開発環境(IDE)のような PC ベースのソフトウェア・デバッグ・ツールは、JTAG デバッグ・モジュールと通信し、設計者に以下の機能を提供します。

  • メモリへのプログラムのダウンロード
  • 実行の開始および停止
  • ブレークポイントおよびウォッチポイントの設定
  • レジスタおよびメモリの解析
  • リアルタイム実行トレース・データの収集


デバッグ・モジュールは、アルテラのすべての FPGA に内蔵されている JTAG 回路に接続され(図 1 参照)、アルテラの USB Blaster(Nios II 開発キットに付属)または First Silicon Solutions のシステム・アナライザ・プローブのようなダウンロード・ケーブルを経由してホスト PC に接続されます。

図 1. Nios II JTAG デバッグ・モジュール

ソフトウェア開発者は、Nios II IDE(すべてのNios II 開発キットに付属)またはアルテラのエンベデッド・ソフトウェア・ツール・パートナー製IDE およびデバッガなどのホスト・ソフトウェアからNios II コアにアクセスできます。

より高度なデバッグ機能セットが必要な場合は、code|lab Debug および FS2 ISA-NIOS プローブへのアップグレードが可能です。詳細は、Accelerated Technology および First Silicon Solutions に掲載しています。

JTAG デバッグ・モジュールおよび Nios II IDE を使用するソフトウェア・デバッグに関する詳細は、Nios II プロセッサ・ハンドブックをご覧ください。