インテル® FPGA SDK for OpenCL™ v17.1 の新機能

インテル® FPGA SDK for OpenCL™ バージョン 17.1 には、高い生産性を実現し、実装結果の改善に役立つ機能強化が含まれます。

FPGA に対応したインテル® Code Builder for OpenCL™ API

インテルの世界クラスの開発フレームワーク・テクノロジーであるインテル® Code Builder for OpenCL™ API (FPGA カーネル開発フレームワーク対応) は、FPGA に馴染みのない開発者向けにコード開発を支援する Microsoft* Visual Studio または Eclipse ベースの IDE を提供します。この環境を利用することで、FPGA アクセラレーションを実現する OpenCL* カーネルの設計、実行、評価が可能になります。主な機能は以下のとおりです。

  • 新たな OpenCL* プロジェクト・ウィザード
  • OpenCL* 構文のハイライト表示およびコード入力補完機能
  • FPGA リソース利用に関するスタティック解析
  • システムビューワーとループ解析
  • ホストレベル・デバッギング
  • オフライン・コンパイラー
  • レポート表示
  • I/O およびホストチャネルのサポート

新規の高速エミュレーション

インテルの最新コンパイラー・テクノロジーに対応するインテル® FPGA SDK for OpenCL™ v17.1 には、エミュレーション性能を大幅に向上する新たな高速エミュレーターが含まれています。これは新たなインテル® Code Builder for OpenCL™ API フレームワークに簡単に統合でき、実行することが可能です。テストベクターは手動または C++ で設定可能です。

インテル® Stratix® 10 デバイスのサポート

インテル® Stratix® 10 デバイス上で OpenCL* を使用してアプリケーションを高速化することが可能です。革新的なインテル® HyperFlex™ FPGA アーキテクチャーを採用し、インテルの 14 nm トライゲート・プロセスで製造されるインテル® Stratix® 10 デバイスは、前世代の高性能 FPGA に比べ 2 倍のコア性能向上と最大 70% の消費電力削減を実現します。

ホストチャネル

ホストチャネルを使用することで、システムのレイテンシーを大幅に削減できます。このホストチャネルを使用すると、ホストからのストリーミング・データが、メモリー・コントローラーをバイパスしつつ、PCIe* インターフェイス経由で、FPGA カーネルへと直接ストリーミングされます。FPGA カーネルは直ちにデータの処理を開始でき、データ転送の完了を待つ必要はありません。ホストチャネルは、OpenCL* ランタイム・アプリケーション・プログラミング・インターフェイス (API) でサポートされ、エミュレーションでのサポートも含まれます。

高速コンパイル

インテル® FPGA SDK for OpenCL™ v17.1 には、「高速 (fast)」および「インクリメンタル」の 2 種類の高速コンパイルオプションが用意されています。この高速コンパイルオプションにより、わずかな fMAX の低下というトレードオフはありますが、オフラインコンパイルを利用した FPGA プログラミング・ファイルの生成に必要な実行時間の大幅な削減が可能になります。この機能を利用することで、1 日当たりの反復作業数を増加しつつ、最終実装用のフルパフォーマンスでのコンパイルを実行するオプションも利用可能となります。複数カーネルから構成される設計の場合、変更が行われたカーネルを自動的に特定して、その変更部分のみを再コンパイルする 2 つ目のインクリメンタル・コンパイル・オプションが利用可能です。

OpenCL および OpenCL ロゴは Apple Inc. の商標であり、Khronos の許諾を得て使用されています。

テストは、特定システムでの特定テストにおけるコンポーネントのパフォーマンスを測定しています。ハードウェア、ソフトウェア、システム構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。購入を検討される場合は、ほかの情報も参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。性能やベンチマーク結果について、さらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、http://www.intel.com/benchmarks/ (英語) を参照してください。