OBSAI (Open Base Station Architecture Initiative)は、携帯基地局のための規格の策定、コストの削減、そして最終的にオープン・マーケットを作り出すことを目的に創設されました。
無線基地局(BTS)は、RF、ベースバンド、コントロール、およびトランスポートの 4つの主要モジュールを備えています。RF モジュールは、ポータブル・デバイス経由で信号を受信し、それらをデジタル・データに変換します。ベースバンド・モジュールは、エンコードされた信号を処理し、それをベースバンドに戻してから、トランスポート・モジュールを経由して地上ネットワークに送信します。これら 3つの機能間の調整は、コントロール・モジュールによって維持されます。
OBSAI では、4つのモジュールのための標準インタフェースを定義することによって、オープン・マーケット BTS コンポーネントの目標を達成しようとしています。OBSAI の仕様で、モジュール間のインタフェースは、リファレンス・ポイントまたはRPとして知られています。RP1 は、コントロール・モジュールと他の 3つのモジュール間の通信を可能にするインタフェースです。RP2 は、トランスポート・モジュールとベースバンド・モジュール間にリンクを提供し、RP3 はベースバンド・モジュールと RF モジュールを接続します。RF モジュールとパワー・アンプで、一般的な BTS コストの約 50% を占めていることから、今日業界ではこれらのコンポーネントのコスト削減に関心が集まっています。その結果、RP3 定義が最も重要な OBSAI 規格となりました。OBSAI の進化に伴い、RP3 規格の FPGA 実装が最もシンプルかつ柔軟なソリューションであることが証明されています。
アルテラは、高度なプログラマビリティと予測可能なレイテンシを提供するトランシーバを搭載した、多くの FPGA と ASIC を提供しています。OBSAI IP (Intellectual Property)コアとともに使用される高速 Stratix® シリーズ FPGA、HardCopy® シリーズ ASIC、Arria® II FPGA は、OBSAI システムの実装に最適です(表 1 参照)。これらのデバイスに実装されるトランシーバには、クロック・データ・リカバリ、シリアライザ/デシリアライザ、パターン検出器、ワード・アライナ、および 8B/10B エンコーダ/デコーダが含まれており、これらすべてが OBSAI RP3 規格の物理層の実装に必要となります。
| 表 1. OBSAI システムのプラットフォーム | ||||||||
| OBSAI ライン・レート (Mbps) |
Stratix V GX FPGA |
HardCopy V GX ASIC |
Arria V FPGA |
Arria II GZ FPGA |
Arria II GX FPGA |
Stratix IV GX FPGA |
HardCopy IV GX ASIC |
Cyclone IV GX FPGA |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
768 |
|
|
|
|
|
|
|
|
1536 |
|
|
|
|
|
|
|
|
3072 |
|
|
|
|
|
|
|
|
6144 |
|
|
|
|
- |
|
|
- |
関連リンク
デバイス
- Stratix V FPGA
- Stratix IV FPGA
- HardCopy V ASIC
- HardCopy IV ASIC
- Arria V FPGA
- Arria II FPGA
- Cyclone IV FPGA
