CPRI (Common Public Radio Interface)は、無線基地局の無線制御部(REC:Radio Equipment Control)と無線部(RE:Radio Equipment)の間のプロトコル・インタフェースを標準化する、公共で使用可能な規格を定義するためのイニシアチブです。このイニシアチブによって、異なるベンダーが提供する装置間の相互接続性を可能にし、ワイヤレス・サービス・プロバイダが行ったソフトウェア投資を保護することができます。
従来の基地局は、アンテナ塔の基礎部分にある小さな局舎内のアンテナに隣接して設置されています。この局舎の設置面積、屋上の構造強化、さらに主電源とバックアップ電源が必要なため、基地局に適した場所を見つけるのが困難な場合があります。
CPRI により、REC を搭載する基地局が CPRI トラフィックを伝送する無損失ファイバ・リンクを介して、リモート・ラジオ・ヘッド(RRH)に接続される分散アーキテクチャを使用できるようになります。このアーキテクチャでは、環境的に設置が困難な場所には RE を搭載したリモート・ラジオ・ヘッドのみを配置すればよいため、サービス・プロバイダのコストが低減されます。設置面積、気候、および電源供給など対応しやすい、設置も容易な場所の中央に、基地局を配置することができます。
図 1 に、一般的な CPRI ネットワーク・トポロジーを示します。
図 1. CPRI ネットワーク・トポロジー

図 2 では、CPRI 規格が対応するインタフェースの詳細を示しています。
図 2. CPRI インタフェース
CPRI レイテンシ要件に適合
Stratix® V GX & GT、Stratix IV GX & GT、Arria® V、Arria II GX および Arria II GZ、Cyclone® V、Cyclone IV GX FPGA、および HardCopy® V GX & GT、 & HardCopy IV GX & GT ASICには、最新のトランシーバ拡張機能が含まれており、CPRI 規格の厳しい確定的なレイテンシ要件を満たすことを可能にします。そして、CPRI の進化に伴って、FPGA へのリンク層の実装は最も容易かつ柔軟なソリューションになります。
CPRI IP(Intellectual Property)コアとともに使用されるアルテラのトランシーバ内蔵 FPGA、および HardCopy ASIC は、CPRI システム実装に最適なプラットフォームです(表 1 参照)。
| 表 1. CPRI システムの実装 | ||||||||||||||||||
| CPRI ライン・レート (Mbps) |
Stratix |
Arria | Cyclone | HardCopy | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| V GX FPGA |
IV GX FPGA |
II GX FPGA |
V GX FPGA |
V GT FPGA |
II GZ FPGA |
II GX FPGA |
V GX FPGA |
V GT FPGA |
IV GX FPGA |
V GX ASIC |
IV GX ASIC |
|||||||
| 614.4 | ||||||||||||||||||
| 1228.8 | ||||||||||||||||||
| 2457.6 | ||||||||||||||||||
| 3072.0 | ||||||||||||||||||
| 4915.2 | - | - | - | |||||||||||||||
| 6144.0 | - | - | - | - | ||||||||||||||
| 9830.4 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |||||||||
関連リンク
ソリューション
デバイス
- Stratix V FPGA
- Stratix IV FPGA
- Stratix II GX FPGA
- Arria V FPGA
- Arria II FPGA
- HardCopy V ASIC
- HardCopy IV ASIC
- Cyclone V FPGA
- Cyclone IV GX FPGA
