アルテラの Arria® FPGA シリーズは、コストおよび消費電力重視のトランシーバ・ベースのアプリケーション向けに設計されています。Arria FPGA シリーズは、豊富な機能セット (メモリ、ロジック、およびデジタル信号処理 (DSP) ブロック) に加え、優れたシグナル・インテグリティ(SI)を誇る最大 10 G のトランシーバを搭載しており、より多くの機能を統合し、システム帯域幅を最大化することができます。Arria シリーズには、高周波での FPGA のシリアル・データの入出力転送を可能にするオンチップ・トランシーバを備えた Arria GX、Arria II、および Arria V デバイスがあります。最新製品は、10G トランシーバを搭載した Arria V FPGA です。Arria シリーズ の各デバイスを比較するには、アルテラ・プロダクト・セレクターをご利用ください。
| 表 1. Arria シリーズの概要 | ||||
| デバイス・ファミリ | Arria GX | Arria II GX | Arria II GZ | Arria V |
|---|---|---|---|---|
| 製品発表の時期 | 2007 | 2009 | 2010 | 2011 |
| プロセス・テクノロジ | 90nm | 40nm | 40nm | 28nm |
| 新規デザインに対する推奨の是非 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Arria V FPGA ファミリは、主流のアプリケーションにおいて最も低い消費電力とシステム・コストを実現します。Arria V FPGA には、最も消費電力の低い 6G と 10G トランシーバ、強力なハード IP (Intellectual Property) 群、さらには再設計されたアダプティブ・ロジック・モジュール (ALM)、可変精度 DSP ブロック、分散メモリおよび新しい M10 K エンベデッド・メモリ・ブロック、フラクショナル・クロック合成 PLL (Phase-Locked Loop) からなる消費電力に最適化されたコア・アーキテクチャなど、独自のイノベーションが導入されています。これらのイノベーションにより、Arria V FPGA は固有のデザイン・ニーズに合った消費電力、帯域幅、コストを実現します。
Arria II FPGA ファミリは、コスト重視のアプリケーションに最適です。Arria II FPGA は、ALM、DSP ブロック、エンベデッド RAM、およびハード PCI Express® IP コアを含むフル機能を搭載した 40nm FPGAアーキテクチャをベースにしています。Arria II FPGA ファミリの Arria II GX および GZ FPGAは、最大 6.375 Gbps のトランシーバを内蔵した FPGA として業界で最も低い消費電力を提供します。他の6G FPGA とは異なり、使いやすさをさらに向上させることで、プロジェクトの完成を迅速に行えます。
Arria GX ファミリは、トランシーバを内蔵しコストに最適化された 90nm FPGA ファミリです。最大 3.125 Gbps のトランシーバ・スピードにより、PCI Express、ギガビット・イーサネット、Serial RapidIO®、SDI、XAUI などのプロトコルをサポートしながら、既存のモジュールおよびデバイスに接続することができます。Arria GX FPGA ファミリはアルテラ実証済みのトランシーバ技術を統合し、お客様のデザインで優れたシグナル・インテグリティを実現します。
