ここ10年間の爆発的なインターネットの成長により、高速でもっと便利なインターネットへの需要が増加しています。この需要を家庭やオフィス以外からのアクセスを可能にする無線を利用したインターネット・アクセスの提供も進んでいます。Webを経由して常に更新された情報にアクセスするために現在、継続性があり、便利で柔軟性のある様々なソリューションが存在します。
携帯電話通信 も従来使用されてきたアナログ・システムから第3世代(3G)のデジタル・システムへと進化しています。高速データ・サービスとして3G+規格が開発され、W-CDMAおよびcdma200と比較して著しくピーク・データ・レートを実現します。例えば、高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)、高速アップリンク・パケット・アクセス (HSUPA) 技術により W-CDMAのダウンリンクおよびアップリンクのデータ・レートを 14.4 Mbps から 5.6 Mbps までそれぞれ増大させます。3GPP LET (long-term evolution) を活用して実現する最大 100Mbps のデータレートをサポートする次世代の携帯電話ネットワークの策定に対する標準化の努力もすでに進行中です。
図 1ではそれぞれのワイヤレス・ソリューションの移動性とデータ・レートを示しています。
図 1. ワイヤレス・アプリケーション

WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)は、高い市場潜在能力を持つブロードバンド・ワイヤレス・アクセス技術として人気が高まっています。 IEEE 802.16e-2005 標準規格をベースに、WiMAX はメトロポリタン・エリア・ネットワーク (MAN) の範囲内で移動体高速インターネット・アクセスをサポートし、OFDMA(直交周波数分割多重アクセス)や、多重入出力(MIMO)テクノロジなどの最新の信号処理方式使用しています。固定のブロードバンド無線通信はDSLラインおよびケーブル・モデムの代替技術となる選択肢で、WiMAXおよび LMDS や MMDS などのその他の標準規格でサポートされます。同様に、企業ネットワークおよびホーム・ネットワークには、オフィスや家庭内に高速のインターネット・アクセスの提供を可能にする技術を含んでいます。
半導体およびデジタル信号処理(DSP)の技術革新により、ワイヤレス標準規格やそのシステムの進化がさらに続いています。高い処理能力、柔軟性および「Time-to-Market」を提供することができるハードウェア・プラットフォームはこれらの要求を満たすために重要な鍵となります。高性能および低コスト FPGA、そしてリスク・フリーのHardCopy® ASIC 技術への移行パスを含んだ完全なソリューションを提供するアルテラのプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)は、ワイヤレス・インフラストラクチャ・デザインに必要な優れた処理能力および柔軟性を提供します。アルテラでは、「Time-to-Market」の短縮をさらに促進するための様々なIP コア 、リファレンス・デザイン、そしてパートナーからのソリューションも提供します。
