アルテラのプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、IP(Intellectual Property)コア、および設計ソフトウェアにより、携帯電話ワイヤレス・インフラストラクチャに対応した完全な SoC (system-on-a-chip)ソリューションが実現します。詳しい情報については、次のリンク先を参照してください。
携帯電話通信システムの最新の技術動向として、HSDPA や高速アップリンク・パケット・アクセス( HSUPA )をベースとした3Gから3.5Gネットワークへの移行が進んでいます。これらの3G+規格は、したがって、データ・サービスのコスト低減を実現します。また3G+規格は、高速に変更可能なアルゴリズムを用いダウンリンク伝送の遅延内での変化を低減します。これにより対話型(インタラクティブ)ゲームなどの遅延に敏感なアプリケーションに対しても対応可能になります。3G(第3世代)を超えて携帯電話通信システムは、OFDMA(直交周波数分割多重アクセス)や、多重入出力(MIMO)をベースにして、100 Mbpsのデータ転送の実現を目指して4G(第4世代)への活動がすでに始まっています(図 1 参照)。
図 1.携帯電話通信システムの技術革新

注:
- ナローバンド CDMA
- Time division multiple access.
ワイヤレス通信システムは 2 つの部分に分けられます。すなわち、無線インタフェース関連のファンクション群を実行する無線アクセス・ネットワーク部分と、スイッチング・ファンクションを実行し、インターネットや PSTN(アナログ公衆回線網)などの外部ネットワークとのインタフェースとして機能するコア・ネットワーク部分です(図 2 参照)。3G システムへの技術的進化は、この両方の部分で進んでいます。無線インタフェースの新しい標準として W-CDMA と cdma2000-1X が策定され、それぞれに対応する無線ネットワークとして UMTS と cdma2000 が登場しました。
図 2.ワイヤレス通信システムのインフラ

ワイヤレス通信ネットワークのカギとなる機能が、効率的な無線通信を実現するためのベースバンド信号処理です。ワイヤレス通信ネットワークには高スループットの信号処理機能が必要であり、その機能を強化する新しい技術が次々と登場しています。高いデータ・レートへのニーズと市場の変化の速さ、および急速に進む技術革新に対応するには、プログラマブル・ハードウェアが実装プラットフォームとして最適です。アルテラの高集積プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)を使用すれば、並列アーキテクチャを実装してパフォーマンスの要件を満たすことができます。また、アルテラとそのパートナ各社が提供している数多くの DSP と通信 IP(Intellectual Property)コア群を利用すれば、プロトタイプを短期間で開発することが可能です。さらに、Nios® II エンベデッド・ソフト・プロセッサ、そしてデュアルコアARM® Cortex-A9 MPCore プロセッサにより、複雑なアルゴリズムと制御ファンクション群を1 つのプログラマブル・ロジック・デバイスに効果的に実装できます。アルテラは、低コストの量産向けの移行ソリューションとして、HardCopy® ASICも提供しています。
