心調律管理 (CRM) は、次の 3 つの主要分野で構成されています。
- ペーシング・システム
- 埋込型心臓除細動器 (ICD)
- 自動体外除細動器 (AED)
ペーシング・システム
ペーシング・システムは、ペースメーカーと、心拍の低下を監視して補正するために必要なプログラマで構成されます。以下のペーシング・システム・コンポーネントが連携して動作し、徐脈の症状(心拍数の低下)を緩和します。
- ペースメーカー - 心臓による血液の拍出を電気的にシミュレートする埋込型デバイス。電子回路とバッテリを内蔵しています。
- ペーシング・リード - 心拍を起こすための微弱な電気パルスを送る絶縁線。
- プログラマ - ペースメーカーをモニタします。Cyclone® II FPGA と MAX® II CPLD はプログラマに最適です(詳細については下記を参照してください)。
埋込型心臓除細動器
ICD は常に心拍リズムをモニタする点はペーシング・システムと似ていますが、ICD は特に頻脈性不整脈(鼓動が速くなるケース) の治療に使用されます。鼓動が速くなりすぎると、ICD が救命のための電気ショックを送り、心臓の正常な鼓動を回復して、突然心臓死を防止します。ペーシング・システム同様、ICD にも除細動器、リード、プログラマなどのコンポーネントがあります。低消費電力の Cyclone II および MAX II デバイスはプログラマに最適です。
自動体外除細動器
AED を使用して、心臓発作や心停止によって停止した心拍を再開させます。AED は専門家でなくても容易に操作できるように設計されており、急速に評価が高まっています。空港、駅、航空機内などの公共の場でも用意されているところがあります。Cyclone II FPGA と MAX II CPLD は、低コストと高性能のため AED に最適なデバイスです。
CRM アプリケーション向け低コスト・プログラマブル・ソリューション
アルテラの低コスト Cyclone II FPGA と MAX II CPLD は、最もコスト効果の高いデータ処理用プログラマブル・ソリューションを提供できるので、CRM アプリケーションに最適です。Cyclone II FPGA と MAX II CPLD は、オン・スクリーン・ディスプレイ (OSD) やタイミング表示など、既存のASSP を補完するシステム機能も備えています。
アルテラの Cyclone シリーズ FPGA は、最も低コストで比類ない機能を提供します。最新の高効率アーキテクチャに基づいてデザインされた Cyclone II FPGA は、量産向け CRM アプリケーションの価格要件を容易に満たす高い集積度と性能を備えています。アルテラの Nios® II エンベデッド・プロセッサを Cyclone II デバイスに実装して、高性能でコスト効果の高いプロセッシング・ソリューションを実現できます。
アルテラの MAX シリーズ CPLD は、業界で最も成功し、広く使用されている CPLD ソリューションです。アルテラの最新の CPLD である MAX II デバイスは、低コストで低消費電力のアプリケーション向けに設計されています。MAX 3000A デバイスは、量産向けの価格重視のアプリケーションに最適です。MAX デバイスは不揮発性および低コストを特長としており、アドレス・デコーディング、システム・タイミング、およびシステム・バグ修正などの機能に最適です。
| 表 1. 関連インタフェース および ペリフェラル、開発キット、リファレンス・デザイン | |
| デジタル信号処理(DSP) | エンベデッド・プロセッサ |
|---|---|
| インタフェース および ペリフェラル | コミュニケーション |
