現在ネットワークカメラ・システムの市場は、高品質・高解像度といった市場要求が高まる拡大のに伴い、急速に拡大しています。たとえば監視カメラの場合、従来の標準解像度アナログ・カメラの代わりにデジタル高精細(HD)のカメラが求められるようになっています。このようなトレンドに加えて、ワイド・ダイナミック・レンジ(WDR)CMOS画像センサー・テクノロジも、著しく低光量の条件下でも効果的に使用することができることから、重要な製品差別化要素になっています。
図1では、街中の風景を撮影した際に、標準のカメラを使用した場合(左)とWDR画像センサー搭載カメラを使用して適切な画像処理を行った場合(右)の出力画像を比較しています。
図 1. 標準センサー出力画像と WDR センサー出力画像の比較
(画像提供:Apical Ltd)
今日のWDRセンサーは、最大20ビットのRAW画像データを出力しますが、イメージ・センサー・パイプラインを備えていないため、標準ASSPあるいはDSPデバイスに接続することが困難になっています。しかし、アルテラのCyclone® III FPGAあるいはCyclone IV FPGAとビデオ監視カメラ・リファレンス・デザインを使用することで、FPGAを直接、画像センサーに接続させることが可能になり、完全なイメージ・センサー・パイプライン(ISP)を実装し、あらゆるエンコーダあるいはPHYデバイスに接続することが可能になります。(図2参照)。また、FPGAを使用して、H264エンコーディングを実行し、外部DSPデバイスあるいはASSPを必要とすることなく、シングルチップ上で完全なネットワークカメラ・パイプラインを構築することもできます。
図2. 簡素化されたFPGAベースのネットワークカメラのブロック図

- HDネットワークカメラ・リファレンス・デザイン
- ホワイトペーパー:低コストFPGAを使用したHDネットワークカメラ・システムの開発 (英語版・PDF)
- ビデオ・デモ:コスト FPGA で実現する WDR CMOS 画像センサー向け画像処理ソリューション
- プレス・リリース: アルテラと Apical 社、世界初のワイド・ダイナミック・レンジHDネットワークカメラ向けFPGAソリューションを発表
- プレス・リリース: アルテラ、業界初 WDR HD ネットワークカメラの FPGA シングルチップ・ソリューションを発表
- アルテラ産業機器ソリューション・パートナー企業
