Stratix® II GX デバイスは業界の最高集積度および最高速度の FPGA アーキテクチャを新世代のトランシーバと組み合わせることにより、高速トランシーバ I/O 回路を必要とする急増するアプリケーションおよびプロトコルに対して、バランスのとれたソリューションを提供します。Stratix II GX は、ALM (Adaptive Logic Module)、DSP (デジタル信号処理)ブロック、デザイン・セキュリティ、および最高 1 Gbps のデータ・レートをサポートする DPA (Dynamic Phase Alignment)付きソース・シンクロナス I/O 回路など、Stratix II FPGA の主要な機能をすべて採用しています。以下の情報は Stratix II ファミリと Stratix II GX ファミリを比較したものです。
トランシーバ・ブロック
トランシーバは、高速システム・デザインの複雑さを軽減し、優れたジッタ性能を提供するように構築されています。追加されたテクノロジがボード・レイアウトの損失を補償するため、トランシーバは新しいシステムと従来のシステムの両方で使用できます。また、トランシーバ・ブロックには主要な機能も搭載されており、PCI Express、CEI-6G-LR/SR (Common Electrical Interface 6-Gbps Long Reach and Short Reach)、SDI (シリアル・デジタル・インタフェース)、XAUI、シリアル RapidIO標準、SONET、ギガビット・イーサネット、SerialLite などのさまざまなプロトコルを簡単に実装することができます。 Stratix II GX ファミリは 600 Mbps ~ 6.375 Gbps で動作する最大 20 個のトランシーバを備えたデバイスであり、優れたシグナル・インテグリティ性能を維持しながら、今日の高速アプリケーションの要件を満たします。
FPGA アーキテクチャ
Stratix II GX シリコン・アーキテクチャは Stratix II ベース・デバイスを効率的に利用し、デバイス I/O 回路の一方の側を高速トランシーバに置き換え、Stratix II FPGA のその他の主要機能はすべてそのまま使用しています。図 1 に Stratix II GX I/O バンク・コンフィギュレーションの概略を示します。
図 1. Stratix II GX I/O バンク・コンフィギュレーション

FPGA とトランシーバの統合は、デバイスのシグナル・インテグリティ、同時スイッチング・ノイズ(SSN)、および FPGA とデバイスのトランシーバ部との間のジッタ伝達を管理できるように注意深く設計されています。表 1 に Stratix II デバイスおよび Stratix II GX デバイスの FPGA 機能を要約します。
| 表 1. Stratix II と Stratix II GX の機能比較 | ||
| 機能 | デバイス | |
|---|---|---|
| Stratix II | Stratix II GX | |
| 90-nm SRAM プロセス・テクノロジ (1) | ||
| 1.2-V コア電圧 (1) | ||
| ALM 構造 (1, 2) | 最大 179,400 の等価 LE 数 (3) | 最大 132,540 の等価 LE 数 |
| TriMatrix メモリ (1) | 最大 9M ビットのメモリ | 最大 6.7M ビットのメモリ |
| エンベデッド乗算器数 (1) | 最大 384 の 18x18 乗算器 | 最大 252 の 18x18 乗算器 |
| 拡張および高速 PLL (1, 4, 5) | ||
| DDR2、RLDRAM II、QDR II、DDR、QDR、SDR などの外部メモリ・インタフェースのサポート (1) | ||
| ダイナミック・フェーズ・アライメントによるソース・シンクロナス信号方式 (1) | 1 Gbps で動作する最大 156 チャネル | 1 Gbps で動作する最大 78 チャネル |
| デザイン・セキュリティ (1) | ||
- これらの機能は、Stratix II デバイスとStratix II GX デバイスの両方で同じです。
- ALM = アダプティブ・ロジック・モジュール
- LE = ロジック・エレメント
- PLL = フェーズロック・ループ
- 拡張および高速 PLL の数は Stratix デバイスと Stratix GX デバイスで同じではありません。Stratix GX デバイスではトランシーバ・ブロック内にも PLL があります。
表 2 に示すとおり、Stratix II GX ファミリは Stratix II ファミリで提供される集積度のサブセットを提供します。トランシーバ・ブロックは内部専用トランスミッタおよびレシーバ PLL を内蔵しているため、同等な集積度のデバイスの場合、拡張および高速 PLL の数は Stratix GX トランシーバの方が少なくなります。 Stratix II GX デバイスは Stratix II デバイスとは異なるパッケージおよびピン配置構成で提供され、マルチ・ギガビット動作に最適化されています。
| 表 2. Stratix II と Stratix II GX の集積度比較 | ||||||||
| Stratix II | Stratix II GX | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| デバイス | 等価 LE 数 | ソース・シンクロナス チャネル数 (1) |
PLL数 | デバイス | 等価 LE 数 | トランシーバ・チャネル数 | ソース・シンクロナス チャネル数 (1) | PLL 数 (2) |
| EP2S15 | 15,600 | 42 | 6 | |||||
| EP2S30 | 33,880 | 62 | 6 | EP2SGX30C | 33,880 | 4 | 29 | 4 |
| EP2SGX30D | 33,880 | 8 | 29 | 4 | ||||
| EP2S60 | 60,440 | 84 | 12 | EP2SGX60C | 60,440 | 4 | 29 | 8 |
| EP2SGX60D | 60,440 | 8 | 29 | 8 | ||||
| EP2SGX60E | 60,440 | 12 | 42 | 8 | ||||
| EP2S90 | 90,960 | 118 | 12 | EP2SGX90E | 90,960 | 12 | 45 | 8 |
| EP2SGX90F | 90,960 | 16 | 49 | 8 | ||||
| EP2S130 | 132,540 | 156 | 12 | EP2SGX130G | 132,540 | 20 | 78 | 8 |
| EP2S180 | 179,400 | 156 | 12 | |||||
- チャネル数はパッケージで異なります。The Stratix II Device Family Data Sheet(PDF)およびStratix II GX Device Data Sheet(PDF)に詳しい情報が掲載されています。
- 拡張および高速 PLL のみ含まれています。トランシーバ PLL は含まれていません。
