柔軟性に優れた遠隔地からのリアルタイム・システム・アップグレードを継続して提供するために、Stratix® II GX FPGA ファミリは Stratix、Stratix GX、Stratix II デバイスと同じリモート・システム・アップグレード機能が備わっています。Stratix II GX デバイスは、任意の通信ネットワークを通してリモート・システム・アップグレードを送信できるため、製品の強い競争力が維持されます。また、専用リカバリ回路により、信頼性の高いアップデートを実現しています。
市場投入期間延長の利点
競争激化と市場投入機会の縮小のため、製品は今日の市場だけでなく将来の市場でも最良のものでなければなりません。FPGA を使用することにより、デザインの柔軟性が飛躍的に向上し、「Time-to-Market」が短縮されます。リモート・システム・アップグレード機能のメリットが付加されたシステムは、製品寿命を延長でき、最終的に利益を増大させることが可能です。Stratix II GX FPGA はこれらの利点を提供します(図 1 参照)。Stratix II GX デバイスにより、設計者はシステムの機能をいち早く設計して出荷し、後でどこの遠隔地からでも別機能や機能拡張を追加することができます。Stratix II GX デバイスを導入すれば、デザイン・サイクルを早期に開始して製品をいち早く市場投入できるうえ、将来も問題なく製品を簡単にアップグレードできます。信頼性向上のため、Stratix II GX デバイスはオンチップ・リカバリ回路も搭載しており、システムは正しく確実にアップグレードされます。
図 1. 時間と収益におけるリモート・システム・アップグレードの利点

システムの進化に対応
Stratix II GX デバイスは、変化する市場の要求に合わせてシステムを容易に進化させることが可能です。Stratix II GX デバイスで開発されたシステムは、以下の場合にアップグレードできます。
- 将来の製品との互換性を確保するために追加プロトコル・サポートが必要
- 機能拡張またはバグ修正が必要
Stratix II GX FPGA を使用するハードウェア・システムは、装置の配備当初は明確でなかった進化中の標準規格やアプリケーションをサポート可能なので、早期の陳腐化を阻止することができます。Stratix II GX デバイスは、システム・アップグレードのたびに新しい装置を配備する必要がなく、半世代のシステム・アップグレードに最適なソリューションです(図 2 参照)。このようにアップグレードが簡単なので、コストが大幅に低下し製品の収益期間も大きく拡大されます。
図 2. 将来のシステム・アップデートを遠隔で実行可能

カスタムビルト回路
Stratix II GX FPGA はリモート・システム・アップグレード専用リカバリ回路を備えています。専用回路により、データ送信中やデバイス・コンフィギュレーション中にエラーが発生しても、Stratix II GX デバイスは常に既知状態に戻って正しく動作するので、「常時動作」機能が保証されます。エラーに関する情報はコントローラにも供給されます。
リモート・システム・アップグレードは、Stratix II GX デバイスおよびフラッシュ・メモリを使用して有効化されます。図 3 に示すとおり、ユーザは以下の 3 つの単純なステップでリモート・システム・アップグレードを実行できます。
- 開発地からネットワークを通して Stratix II GX デバイスにアップデートを送信する。
- アップデートをメモリに保存する。
- Stratix II GX デバイスを新しいデータでアップデートする。
図 3. Stratix II GX デバイス搭載システムの 3 ステップでのリモート・アップグレード

アルテラの優位性
リモート・システム・アップグレードにより、Stratix II GX FPGA はシステムをより早くテクノロジの最先端に立たせ、競合他社を圧倒し続け、より長く競争力を維持します。Stratix II GX デバイスは、可能な限り迅速なシステムのデザインおよび配備に重要な「Time-to-Market」のメリットを提供します。これらは容易に実施でき、出荷後のアップグレードの実行も保証されます。新機能および進化し続けるプロトコルに対するサポートは簡単にアップデートできます。その一方で、システム性能はデザインの最適化により時間をかけて向上させることができます。
