アルテラのMAX® II デバイスは業界で最も高速なCPLDです。最大300MHzの内部クロック周波数のサポートにより、MAX II デバイスはCPLD コアスピードが著しく増加しており、設計者に高速システム性能を提供します。MAX II デバイスは画期的な新CPLDアーキテクチャをベースにしており、従来のMAX 製品であるMAX 7000Aと比較して2倍の性能向上を提供します。Quartus® II 開発ソフトウェアに搭載されているDesign Space Explorer機能を使用したベンチマークによると、MAX II デバイスはザイリンクスのCoolRunner II デバイス(図 1参照) と比較して約 76% 高速です。
図 1. 性能比較: MAX II デバイス vs. CoolRunner II デバイス

注: 1ベンチマーク・データは Quartus II バージョン 5.0 と ISE 7.1i サービス・パック 1 の結果を基にしています。
CPLDデザイン用の最適化された配線アーキテクチャ
MAX II デバイスの新しいロジック・アーキテクチャに加えてアルテラはいくつかのその他のアーキテクチャ上の機能を向上させ、より高速なピン間遅延やI/O性能を提供しています。これらは配線技術を向上しピン間の遅延を最速 3.6ns (表1参照)を実現しました。これにより競合CPLDと比較して提示される集積度でピン間スピードがさらに高速化されました。
| 表1. MAX IIの最大ピン間遅延 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| パラメータ | EPM240 | EPM570 | EPM1270 | EPM2210 | 単位 |
| tPD1 | 4.7 | 5.5 | 6.3 | 7.1 | ns |
| tPD2 | 3.8 | 3.7 | 3.7 | 3.7 | ns |
図 3. tPD1 & tPD2 パラメータの違い

高性能ソフトウェア
MAX II デバイスは、Quartus II 開発ソフトウェアでサポートされています。プッシュボタン式のコンパイル機能やQuartus II 内蔵の合成エンジンを使用して MAX II アーキテクチャは、最大コア周波数( fMAX)を平均で2倍に増やします。Quartus IIの機能であるDesign Space Explorerを使用することによってMAX II 性能はさらに向上します。この機能を用いて速度の最適化を行うことで、オリジナルのプッシュボタン式のMAX 7000AEコンパイル結果と比較して最大で2.5倍の性能向上が可能です。MAX II デバイスは無償で提供されるQuartus II Web Editionソフトウェアでサポートされます。Quartus II Web Edition ソフトウェアはアルテラのWebサイトからダウンロード可能です。
