Arria® GX は、最大 3.125 Gbps の速度で シリアル I./O 接続を必要とするデザイン向けの最もコスト効果の高いそしてシンプルなソリューションです。アプリケーションによっては、Arria GX の高速 FPGA ファブリックおよび DSP ブロックを CPU または DSP プロセッサのコプロセッサとして使用することもできます。
図 1にArria GX FPGA の一般的なアプリケーションを示します。
図 1. Arria GX FPGA の一般的なアプリケーション

医療用画像処理 - PCI Express
Arria GX FPGA の柔軟なI/O により、PCI Express へのネイティブ・インタフェースを備えていない機器への接続を容易に実現します(図2参照)。例えば、医療用画像処理市場において、Arria GXは スキャン装置をPCI Express で PC ベースのプラットフォームに接続することが可能です。Arria GX の高速 FPGA ファブリックおよび DSP 機能を利用して、超音波トランスデューサまたは MRI (磁気共鳴映像法)スキャナから送られる生データを取り込むことができ、またそのデータをプレフォーマットして容易に PC ベースの解析およびディスプレイ用プラットフォームとの通信を行うことも可能です。
図 2. Arria GX FPGAを活用した医療用画像装置へのインタフェース

工業用制御 - ギガビット・イーサネット
従来の工業用コントローラは、独立したもの、あるいは独自のインタフェースおよびプロトコルを使用して、接続されていました。現在は、イーサネット・プロトコルが普及し、製造工場やインダストリアル・プロセスでの採用が進んでいるため、工業用制御装置のメーカは、既存の製品を転換してイーサネットをサポートすることを強いられています。Arria GX は、最大 1 Gbps の速度でギガビット・イーサネットをサポートするためのシンプルな方法を提供します(図 3参照)。
図 3. Arria GX FPGAによるレガシー工業用コントローラを使用したギガビット・イーサネットの実現

注:
- PLC = Programmable logic controller
SGMII = Serial gigabit medium independent interface
ワイヤレス OFDM - Serial RapidIO
ワイヤレス・インフラストラクチャ業界は現在、CDMA から OFDM に移行しつつあり、チャネル・エレメントの負荷が増大しています。FPGA はチャネル処理を実現するための手段になることがよくあります。場合によっては、DSP プロセッサが主な演算エンジンとして使用されることもあります。しかし、順方向誤り訂正(FEC)などの特定のファンクションは、DSP プロセッサが効率的にサポートできる範囲を越える処理を要求することもよくあります。そのような場合、Arria GX はSerial RapidIO 規格を使用して DSP プロセッサに接続し、ターボ・エンコーディングおよびデコーディングのようなファンクションの負荷を軽減することができます (図 4参照)。
図 4. Arria GX をOFDM チャネル・カードのFEC コプロセッサとして活用

