アルテラの Arria® FPGA シリーズは、コストおよび消費電力重視のトランシーバ・ベースのアプリケーション向けに設計されています。Arria FPGA シリーズは、豊富な機能セット (メモリ、ロジック、およびデジタル信号処理 (DSP) ブロック) に加え、優れたシグナル・インテグリティ(SI)を誇る最大 10.3125 G のトランシーバを搭載しており、より多くの機能を統合し、システム帯域幅を最大化することができます。
さらに、Arria V ファミリの SoC FPGA では、ARM® ベースのハード・プロセッサ・システム(HPS)を搭載しており、さらなる集積化と、低消費電力化が実現可能です。
Arria シリーズには、高周波での FPGA のシリアル・データの入出力転送を可能にするオンチップ・トランシーバを備えた Arria GX、Arria II、および Arria V デバイスがあります。Arria シリーズのもっとも新しい製品である Arria V SoC FPGAは、6.375-Gbps または 10.3125-Gbps トランシーバ、および ARM ベースのHPSを搭載しています。Arria シリーズ の各デバイスを比較するには、プロダクト・セレクターをご利用ください。
表 1. Arria シリーズの概要
| Arria GX FPGA | Arria II GX FPGA | Arria II GZ FPGA | Arria V FPGA | |
|---|---|---|---|---|
| 製品発表の時期 | 2007 | 2009 | 2010 | 2011 |
| プロセス・テクノロジ | 90nm | 40nm | 40nm | 28nm |
| 新規デザインに対する推奨の是非 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Arria V FPGA ファミリは、主流のアプリケーションにおいて最も低い消費電力とシステム・コストを実現します。Arria V FPGA には、ハード・プロセッサ・システム(HPS)を搭載するARM® Cortex-A9 MPCore プロセッサを集積した Arria V SoC FPGAがあり、HPS にはハード化されたペリフェラル、最も消費電力の低い 6.375 Gbps と 10.3125 Gbps トランシーバ、強力なハード IP (Intellectual Property) 群、さらには再設計されたアダプティブ・ロジック・モジュール (ALM)、可変精度 DSP ブロック、分散メモリおよび新しい M10 K エンベデッド・メモリ・ブロック、フラクショナル・クロック合成 PLL (Phase-Locked Loop) からなる消費電力に最適化されたコア・アーキテクチャなど、独自のイノベーションが導入されています。これらのイノベーションにより、Arria V FPGA は固有のデザイン・ニーズに合った消費電力、帯域幅、コストを実現します。
Arria II FPGA ファミリは、コスト重視のアプリケーションに最適です。Arria II FPGA は、ALM、DSP ブロック、エンベデッド RAM、およびハード PCI Express® IP コアを含むフル機能を搭載した 40nm FPGAアーキテクチャをベースにしています。Arria II FPGA ファミリの Arria II GX および GZ FPGAは、最大 6.375 Gbps のトランシーバを内蔵した FPGA として業界で最も低い消費電力を提供します。他の6G FPGA とは異なり、使いやすさをさらに向上させることで、プロジェクトの完成を迅速に行えます。
Arria GX FPGA ファミリは、トランシーバを内蔵しコストに最適化された 90nm FPGA ファミリです。最大 3.125 Gbps のトランシーバ・スピードにより、PCI Express、ギガビット・イーサネット、Serial RapidIO®、SDI、XAUI などのプロトコルをサポートしながら、既存のモジュールおよびデバイスに接続することができます。Arria GX FPGA ファミリはアルテラ実証済みのトランシーバ技術を統合し、お客様のデザインで優れたシグナル・インテグリティを実現します。
