MAX® II CPLD ファミリは、画期的な新CPLD アーキテクチャをベースにしている不揮発性、インスタント・オンプログラマブル・ロジック・ファミリです。この新しいアーキテクチャは、システムの消費電力、スペース、そしてコストの低減を可能にします。
アルテラの FPGA 製品で実現する LUT (look-up table) ベースのアーキテクチャにおけるノウハウを活用しつつ、アルテラの MAX II CPLD の様々な利点を組み合わせることで、システム・コストや消費電力の低減を可能にします。LUT (look-up table) ベースのアーキテクチャは、IOパッド数に対して最適化された小さなスペースの中で最大限のロジック容量を提供します。
MAX II CPLD は、これまで前世代の FPGA、ASSP、および標準ロジック・デバイスに実装されていた多数のアプリケーションで使用可能です。
表 1 に MAX II デバイス・ファミリのメンバーと特長の概要を示します。
|
特長 |
EPM240/G/Z |
EPM570/G/Z |
EPM1270/G |
EPM2210/G |
|
ロジック・エレメント (LE) 数 |
240 |
570 |
1,270 |
2,210 |
|
標準等価マクロセル数 |
192 |
440 |
980 |
1,700 |
|
最大ユーザ I/O ピン数 |
80 |
160 |
212 |
272 |
|
ユーザ・フラッシュ・メモリ・ビット |
8 |
8 |
8 |
8 |
| デバイス配給状況 | 出荷中(1) | 出荷中(1) | 出荷中 | 出荷中 |
- MAX IIZ CPLD は、出荷を開始しています。納期に関しては、販売代理店までお問い合わせください。
0.18-μm の 6 層メタル・フラッシュ・プロセスをベースにし、MAX II CPLD ファミリは 携帯電話やスマート・フォン等の、汎用・低集積度ロジック・アプリケーションをターゲットとしています。MAX II CPLD は、インタフェース・ブリッジング、I/O 拡張、デバイス・コンフィギュレーション、パワーアップ・シーケンスなどの汎用・低集積度ロジック・アプリケーションにおいて理想的なデバイスです。表 2 に MAX II デバイスのパッケージと I/O ピン数の概要を示します。
| 表 2. MAX II CPLD パッケージ & 最大ユーザ I/O ピン数 (1) | ||||||
| パッケージ ・サイズ | EPM240Z | EPM240/G | EPM570Z | EPM570/G | EPM1270/G | EPM2210/G |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 68 ピン Micro FineLine BGA (5 mm x 5 mm) (2), (3) |
54 | - | - | - | - | - |
| 100 ピン Micro FineLine BGA (6 mm x 6 mm) (2), (3) |
80 | 80 | 76 | 76 | - | - |
| 100 ピン FineLine BGA (11 mm x 11 mm) (2), (4) |
- | 80 | - | 76 | - | - |
| 100 ピン Thin-Quad Flat Pack (TQFP) (16 mm x 16 mm) |
- | 80 | - | 76 | - | - |
| 144 ピン Micro FineLine BGA (7 mm x 7 mm) (2) |
- | - | 116 | - | - | - |
| 144 ピンTQFP (22 mm x 22 mm) |
- | - | - | 116 | 116 | - |
| 256 ピン Micro FineLine BGA (11 mm x 11 mm) (2) |
- | - | 160 | 160 | 212 | - |
| 256 ピン FineLine BGA (17 mm x 17 mm) |
- | - | - | 160 | 212 | 204 |
| 324 ピン FineLine BGA (19 mm x 19 mm) |
- | - | - | - | - | 272 |
注:
- すべてのパッケージは異なる集積度でのパッケージ互換をサポートします。
- パッケージは、鉛フリー品のみを提供します。
- BGA: ボール・グリッド・アレイ (0.5-mm ピッチ )
- BGA (1.0-mm ピッチ)
表 3では、MAX II CPLD のスピード・グレードを示します。
| 表 3. MAX II のスピード・グレード | ||||||
| デバイス | スピード・グレード | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| -3 | -4 | -5 | -6 | -7 | -8 | |
EPM240, EPM240G |
- | - | - | |||
| EPM240Z | - | - | - |
|
||
| EPM570, EPM570G | - | - | - | |||
| EPM570Z | - | - | - | |||
| EPM1270, EPM1270G | - | - | - | |||
| EPM2210, EPM2210G | - | - | - | |||
表4では、MAX II CPLD のサポートする工業用温度範囲を示します。
機能
低コスト MAX II CPLD で提供するアーキテクチャおよびボード管理に関する機能 (表5 参照) により使いやすさやシステム統合をさらに向上します。
| 表 5. MAX II CPLD の機能一覧 | |
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| コストに最適化されたアーキテクチャ | MAX II デバイス は従来のマクロセル CPLD のコスト、スペース、そして消費電力の限界を打ち破る革新的な新しい CPLDアーキテクチャを備えています。 |
| 低消費電力 | MAX II CPLD は従来のMAX CPLD 製品と比べても1/10の消費電力で動作する業界で最もダイナミック・パワーが低いCPLDを提供します。 |
| ユーザ・フラッシュ・メモリ (MAX II CPLD 独自の機能) | MAX II CPLD は、オンチップ・シリアルまたはパラレル不揮発性ストレージを実装可能な、8 K ビットのユーザ・アクセス可能なフラッシュ・メモリを提供します。 |
| リアルタイム・インシステム・プログラマビリティ (ISP) | MAX II CPLD により、ユーザはデバイスの動作中にコンフィギュレーション・フラッシュ・メモリをアップデートすることができます。 |
| I/O サポート | MAX II CPLD は、LVTTL、LVCMOS、PCI などのさまざまなシングルエンド標準 I/O インタフェース規格をサポートします。 |
| 提供するパッケージ | TQFP、1.0 mm ピッチ FBGA、0.5 mm ピッチ MBGA (1)、(2)、(3) |
| パラレル・フラッシュ・ローダ | MAX II CPLD で JTAG ブロックを使用して、ディスクリート・フラッシュ・メモリ・デバイスなどの外部 JTAG 非準拠デバイスのコンフィギュレーションを行います。 |
| 工業用温度範囲のサポート | MAX II CPLD は、さまざまな工業用アプリケーションや他の温度に敏感なアプリケーションに要求される -40℃~ +100℃(接合部)の工業用温度範囲仕様をサポートします。 |
| 拡張温度範囲のサポート | MAX II CPLD は、インキャビン・オートモーティブ・アプリケーションをサポートするために、-40℃~ +125℃(接合部)の拡張温度範囲仕様で提供されます。 |
注:
