RELEASE DATE: 2008年4月9日
アルテラのStratix II GX FPGA、
米ハリス社の大規模ルーティング・スイッチャに採用
- 柔軟性に富むFPGA搭載の画像処理ルーターで、1080p(3Gbps)の信号ルーティングに対応
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼 CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR 以下アルテラ)は米国時間4月8日(日本時間:4月9日)、「Stratix® II GX FPGA」が、世界150カ国以上の国で放送・通信事業を展開しているハリス・コーポレーション(本社:米国フロリダ州メルボルン、NYSE:HRS)のHarris® Platinum大規模ルーティング・スイッチャ製品群に採用されたことを発表しました。
Harris Platinum製品群は、アルテラのトリプル・レート3G SDI IPコアを使用して、最大1080p(3Gbps)までの広範なビデオ信号フォーマットをサポートします。また、あらゆるサイズのビデオ信号をルーティングすることができ、ほぼ全てのデジタル・ビデオ信号フォーマットに対応したことで、将来の放送ハードウェア開発にも対応できる、優れた柔軟性を提供できるようになりました。Stratix II GX FPGAの採用により、広帯域ビデオ信号のルーティングと内部の時分割多重化(Time Division Multiplexing)アーキテクチャの利点を組み合わせた、世界で唯一のエンベデッド・オーディオ・インフラストラクチャ・ルーターとなりました。この製品のデザインには、Stratix II GX FPGAに組み込まれた高速トランシーバが大きく貢献しており、標準解像度(SD)、高精細度(HD)および1080pビデオなどの厳しいSDIジッタ要求に対応しつつ、プリエンファシスやイコライザを含む、優れたシグナル・インテグリティを提供しています。
HDシグナルでも高品位のシグナル・インテグリティを維持
アルテラの開発フレームワークには、高品質なトリプル・レート3G SDI IPコアが含まれており、高品位のシグナル・インテグリティを維持することができます。エンジニアリング・チームは、生産性を飛躍的に向上させ、ルーティング・スイッチャ製品群の柔軟性を高めることが可能です。
Stratix II GXのI/Oバンク構造は、トップ・メモリ・コントローラとボトム・メモリ・コントローラ間で128個のデータ回線(1.8SSTL)、制御用に3.3VのLVTTL、時分割多重化インタフェースと3Gトランシーバ向けにLVDSを使用することができるものです。この3Gトランシーバは、Rx回線毎に独立したPLLを使用し、複数のトランシーバをクワッド毎に配置して、Harris Platinum I/Oモジュールでは8つの入/出力をサポートしています。モジュールから影響を受けるシグナル数を低減させ、システムの信頼性を向上させることができます。
Stratix II GX FPGAは、270Mbpsから3Gbpsの範囲で動作する、最大20チャネルのトリプル・レートSDI全二重トランシーバを搭載し、3G SDIデータ・レートをサポートしています。トランシーバ回路は、最大6.375Gbpsのデータ・レートをサポートし、ハードコード化されたクロック・データ・リカバリ(CDR)とシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)機能を統合しています。
Stratix II GX FPGAの詳細情報は、アルテラのウェブサイト(http://www.altera.com/stratix2gx 日本語:http://www.altera.co.jp/stratix2gx)に掲載しています。また、Stratix II GX FPGAは、本年4月14日から17日までラスベガス・コンベンション・センターのセントラル・ホールで開催されるNAB 2008のアルテラ・ブース(ブース番号:SL12705)で展示されます。
ハリス社のブロードキャスト・コミュニケーション部門エンジニアリング・マネージャのマーク・サイズモア(Mark Sizemore)氏は、「当社は、アルテラのもつ最先端のFPGA技術を使用することで、プロジェクトの初期段階から高い生産性を実現することができました。アルテラのIP、デバイス、およびツールなどの1080p開発フレームワークは、製品の開発期間を短縮・最適化することができ、当社も、優れた製品を短期間で市場に投入することができました。また、占有面積、消費電力、コスト、複雑性を大幅に低減することができた上、システム設計として、モジュール、フレーム、配線、システム・インテグレーションの数を削減しつつ、優れた機能性を実現できました」と述べています。
アルテラのコミュニケーション・ビジネス・ユニット担当シニア・ディレクタのアルン・イエンガー(Arun Iyengar)は、「当社は、ハリス社のような大手企業との協業により、放送業界における3Gbps SDI技術を促進することになります。1080pに対するニーズは、大規模な放送ルーティングでSDI伝送を普及させる鍵となります。当社は、今後も包括的な開発プラットフォームを提供し、ハリス社のオーディオ/ビデオ放送スイッチング・システムのように、他社製品との差異化が図られた付加価値の高いデザインを提供する企業をサポートしていきます」と述べています。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年に NASDAQ に上場しました。PLD、FPGA/CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。
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