RELEASE DATE: 2008年7月1日
アルテラ、DSP Builder v8.0 の詳細を発表
~ 高性能DSPデザインの生産性を大幅に向上 ~
- Simulink上における、第2世代となるタイミング・ドリブン・シンセシス・テクノロジを提供
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:日隈寛和、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は米国時間6月30日(日本時間:7月1日)、高性能デジタル・シグナル・プロセシング(DSP)デザイン向けに、アルテラから提供するモデル・ベース・シンセシス・テクノロジとしては第2世代となる、DSP Builder v8.0の詳細を発表しました。
この技術によりDSP設計者は業界で初めて、Simulinkによるハイレベルのデザイン記述に基づいてタイミングが最適化されたRTLコードを、自動で生成することができます。この新しいDSP Builderの機能により、設計者はFPGAの最大性能とほぼ同じ速度で動作する高性能なDSPデザインを、わずか数分で実装できます。つまり、HDLコードを手動で、1日とはいかないまでも多くの時間かけて最適化する場合に比べて、生産性を大幅に向上させることができます。
Simulinkを提供している米MathWorks社のシグナル・プロセッシングおよびコミュニケーション担当マーケティング・ディレクタのケン・カルノフスキー(Ken Karnofsky)氏は、「DSP Builderの第2世代モデル・ベース・シンセシス・テクノロジにより、顧客はSimulinkを高性能DSPデザイン向けのモデリング、シュミレーション、および実装環境として使用できます。この技術により設計者は、アルテラのCyclone FPGA シリーズおよびStratix FPGA シリーズにDSPファンクションを実装する際の生産性を、大幅に向上させることができます」と述べています。
この新しいDSP Builderの第2世代シンセシス・テクノロジは、パイプライン・ステージやパイプライン・レジスタの追加、および時分割多重化の最適化を自動で行います。また、マルチ・チャネルのシグナル・プロセシング・データパスを設計することができるので、特にワイヤレス基地局のマルチ・キャリアRFやマルチ・アンテナRFプロセッシングなどのアプリケーションで、DSPデザインの生産性を飛躍的に向上させます。デジタル・アップコンバータ(DUC)、デジタル・ダウンコンバータ(DDC)、クレスト・ファクタ・リダクション(CFR)、デジタル・プレディストーション(DPD)などのデザインに対しても設計生産性は大幅に向上され、ユーザはシステム・レベル・デザインの検討を迅速に実施し、様々なキャリア帯域幅や、キャリア数、アンテナ数、セクター数に応じて、自社のデザインを容易に拡張することができます。DSP Builder v8.0と一緒に、マルチ・アンテナ対応WiMAX、マルチ・キャリア対応WiMAX、WCDMA DUC、WCDMA DDCのデザイン例も、提供されます。
アルテラ ソフトウェア/エンベデッド/DSP担当マーケティング・ディレクタのクリス・バロー(Chris Balough)は、「当社は、高性能DSPデザインを含むFPGAデザインの生産性における新たなスタンダードをまたもや確立しました。DSP Builder v8.0で含まれているこの革新的なシンセシス・テクノロジは、タイミング・ドリブンのFPGA実装環境を提供し、設計者はプッシュボタン操作で、必要とするシステム性能を得ることができ、DSP デザインの生産性を桁違いに向上させることができます」と述べています。
出荷時期
アルテラのQuartus II 開発ソフトウェア v8.0と共に使用するDSP Builder v8.0は現在、販売中です。アルテラのDSPソリューションおよびDSP Builderツールの詳細情報は、アルテラのWebサイト(日本語:www.altera.co.jp/dsp)をご覧ください。Simulinkは、米MathWorks社(www.mathworks.com)より提供されています。
DSP Builderについて
DSP Builderは、Simulinkデザインを高性能FPGAプラットフォームに迅速かつ容易に実装できる、業界先進の合成技術です。アルテラのDSP Builderは、DSP Builder/MegaCoreブロックを使用して作成されるSimulinkのモデル・ファイル(.mdl)を読み込み、合成、ハードウェア実装、およびシミュレーションを実行するためにVHDLファイルとTcl(Tool Command Language)スクリプトを生成します。この技術は、アルゴリズムに適した開発環境を通じてDSPデザインのハードウェア構造を表示することで、DSPのデザイン・サイクルを短縮させることができます。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年にNASDAQに上場しました。PLD、FPGA/CPLD、ASICなど、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本におけるPLD市場でトップシェアを維持しています。
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広報 岡村・渋谷 日本アルテラ株式会社 03-3340-9480 jpnewsrm@altera.com |
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