RELEASE DATE: 2007年4月3日
アルテラのNios IIプロセッサ、Vector InformatikのOSEK/VDX
仕様準拠の車載アプリケーション向けRTOSに対応
- FPGA ベースのエンベデッド・プロセッサ、欧州の主力 RTOS 仕様に準拠
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR)は本年4月3日、Nios® II エンベデッド・プロセッサが、Vector Informatik の OSEK/VDX 仕様に準拠したオートモーティブ市場向けリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS) 『osCAN』 をサポートすることを発表しました。osCAN に対応したことで、車載システムの設計者は初めて、欧州の主力車載メーカが策定した仕様に準拠するという知見のもと、FPGA ベースのエンベデッド・プロセッサの柔軟性を活用することができます。
Vector Informatik のトーマス・ゲイヤー(Thomas Geyer)氏は、「アルテラの Nios II プロセッサと FPGA を使用する車載アプリケーション設計者は、標準プラットフォーム上でカスタム機能を迅速かつ低コストに開発できることに加え、システム統合という利点を活用できます。また、osCAN への対応により、車載メーカとの取引に先立って作成するシステム・プロトタイプを、より容易かつ迅速に開発できるようになります」と述べています。
OSEK/VDX 仕様は、BMW、DaimlerChrysler、Renault、Volkswagen、および Vector Informatik など、オートモーティブ市場の主力企業を中心とするステアリング・コミティにより策定されています。これまで、OSEK/VDX 仕様に準拠した RTOS は全て ASIC デバイス向けで、設計者が開発プロジェクトにおいて活用できる機能に制約がありました。Vector Informatik により開発された osCAN は、OSEK/VDX OS 仕様バージョン 2.2 に準拠する、リアルタイムの割り込み型マルチタスク・オペレーティング・システムです。
アルテラのコンシューマおよびオートモーティブ・ビジネスユニット担当バイスプレジデントのティム・コレラン(Tim Colleran)は、「エンベデッド・プロセッサをオートモーティブ市場で使用する際に不可欠な要件のひとつが、osCAN のような効果的かつ十分にサポートされている、OSEK/VDX 準拠オペレーティング・システムを利用できることです。osCAN による Nios II プロセッサのサポートは、当社のプログラマブル・ソリューションが車載市場でより広範に採用される道を開くことでしょう」と述べています。
Vector Informatik GmbH について
Vector Informatik は、ドイツのシュトゥットガルトに本社を置き、CAN、LIN、MOST、および FlexRay ベースの電子システム向けネットワーキングのソフトウェア・ツールおよびコンポーネント、ならびに多くの CAN プロトコルを開発する主力メーカです。車載、大型自動車輸送、および制御工学分野の世界中の顧客が、独立系で自社所有の Vector Group から提供されるソリューションと製品に信頼を寄せています。Vector Informatik の詳細情報は、同社の Web サイト ( www.vector-informatik.com ) に掲載されています。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラのプログラマブル・ソリューションは、顧客企業に迅速かつコスト効率に優れた技術革新、他社製品との差別化をもたらし、顧客最終製品の市場におけるシェア拡大を実現します。アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト( www.altera.com 日本語: www.altera.co.jp )に掲載されています。
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