RELEASE DATE: 2007年4月9日
アルテラのFPGA、DSPデバイス64個の置換として
Fairlight社の新しいメディア処理エンジンに採用
- FPGAの柔軟性と優れたデジタル・シグナル・プロセシング機能を、A/Vプロダクション・エンジンで実証、市場をリードする製品開発に貢献
アルテラ・コーポレーション (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR) は本年4月9日、オーストラリア・シドニーに本社を置くオーディオ・プロダクション・システムの専門企業である Fairlight が、アルテラ FPGA の柔軟性とデジタル・シグナル・プロセシング(DSP)における優位性を活用して、8 枚のボードに64 個の DSP デバイスを搭載したデザインから、単一の Stratix® FPGA を搭載した PCI カードに小型化したことを発表しました。
Fairlight の最高技術責任者(CTO)のティーノ・フィベック(Tino Fibaek)氏は、「当社の Crystal Core(CC-1) アーキテクチャは、DSP ファンクションにおいて、アルテラの FPGA がいかに優れたコストパフォーマンスを提供しているかを実証しています。また、アルテラの開発ツールにより、かつてないほど小ないエンジニアリング労力で、当プロジェクトを進めることができました。当社は、DSP デバイスを利用したアーキテクチャの完成に要する 1/3 の時間で、今回の開発を完了することができました」と述べています。
Crystal Core テクノロジにより、DSP/Time Slice Bus ベースのメディア処理アーキテクチャは、旧世代のものになります。CC-1 は、ハードウェアの複雑性とコストを著しく削減しつつ、大幅な性能向上を実現します。また CC-1 は、競合製品に比べて、信号処理品質の大幅な改善、より広範なシステム性能、およびこれまで得られなかったコストパフォーマンスの向上を可能にします。
『Gilder Technology Report』 誌の編集者のニック・トレデニック(Nick Tredennick)博士は、「この設計は、従来の DSP デバイスに対する、FPGA の卓越した柔軟性と信号処理性能の優位性を実証するものです。新旧システム間におけるハードウェア複雑性が低減されたことにより、実装および早期市場投入における重要な優位性がもたらされます」と述べています。
個別タスク向けの精密な処理
Fairlight は、複数の処理を異なるビット幅で同時に実行させるために、DSP デバイスの固定されたビット幅のではなく、アルテラ FPGA のハードウェア柔軟性を活用しています。Fairlight は、この機能を Dynamic Resolution Optimization(DRO) と呼んでおり、オーディオ・エンジニアが各システム・タスクにおいて最適のプロセッシングを選択できます。DRO により、ミキシングは 36 ビット浮動小数点精度で、メータリング機能は 16 ビット固定小数点解像度で実行しつつ、等化処理は 72 ビット浮動小数点精度で実行します。これにより、より高い性能をより低いシステム・コストで提供し、オーディオ品質を著しく向上させます。
Fairlight は、FPGA のプログラマビリティを活用することで、リアルタイムのオーディオ/ビデオ処理能力を必要とする多くのメディア・アプリケーション向けユニバーサル・ハードウェア・プラットフォームを実現します。例えば、サウンド・デザイン作業向けに配置された CC-1 を、高精細(HD)ビデオ・カラー・グレーダとして再配置することができ、その後、ミュージック・レコーディング・セッションに再利用することもできます。Fairlight の CC-1 の詳細情報は、同社の Web サイト( www.fairlightau.com/default_content.html )に掲載されています。
Fairlight は、本年4月14日から19日まで米国ラスベガスで開催される 『National Association of Broadcasters』 (NAB) の同社のブース(番号SL 4010)にて、CC-1 を展示しています。
Fairlightについて
オーストラリアのシドニーに本社を置く Fairlight は、標準/高精細のオーディオ・ポストプロダクション、放送、および音楽制作作業用アプリケーション向けのデジタル・オーディオ・レコーディング、エディティング、ミキシング・システムなどのメディア制作ツールを設計・製造を行なっています。Fairlight の DREAM II ファミリには、Satellite、StationPlus、Constellation-XT、HD Factory、Anthem が含まれます。DREAM II シリーズは、世界で初めて FPGA を活用したメディア処理エンジンである、Fairlight の革新的な CC-1 テクノロジが用いられています。この CC-1 テクノロジは、Dynamic Resolution Optimization を導入し、今までに無い速度、柔軟性、および卓越した音声品質と共に、これまで得られなかったコストパフォーマンスの向上をもたらします。このプラットフォームは、ロー・レイテンシにおけるベンチマークとなっています。Fairlight の詳細情報は、同社の Web サイト( www.fairlightau.com )に掲載されています。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラのプログラマブル・ソリューションは、顧客企業に迅速かつコスト効率に優れた技術革新、他社製品との差別化をもたらし、顧客最終製品の市場におけるシェア拡大を実現します。アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト( www.altera.com 日本語: www.altera.co.jp )に掲載されています。
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