RELEASE DATE: 2007年6月25日
アルテラ、最高集積度の Cyclone III ファミリ製品を出荷開始
- 高集積度と低消費電力を必要とするアプリケーションに最適な 65nm デバイス
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼 CEO:ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR)は本年6月25日、新しい低コスト 65nm Cyclone® III FPGA ファミリで最も大きな集積度を持つ、EP3C120デバイスの出荷開始を発表しました。
EP3C120 は、同等のロジック容量を持つ他の FPGA に比べ非常に低い消費電力であるため、ワイヤレス通信インフラストラクチャ、ソフトウェア無線、ビデオ&イメージ処理など、高集積と低消費電力の両方を必要とする広範なアプリケーションに最適です。
同程度の集積度を持つ他の FPGA が、通常1ワット以上のスタンバイ消費電力であるのに対して、EP3C120 デバイスのスタンバイ消費電力は 200mW 以下です。消費電力は、開発者の関心が高まりをみせている要素ですが、これは企業および消費者がエネルギー消費とコストを削減する環境に配慮した製品を求めているためです。EP3C120 の低消費電力は、消費電力を重視するアプリケーション、あるいはデバイス動作時に発生する熱を放散するのが困難で、その結果製品の信頼性とコストに影響を及ぼすような過酷な温度環境下で使用されるアプリケーションに対応します。
MemoryLink 社の最高技術責任者のトム・フリーバーグ(Tom Freeburg)氏は、「当社では、次世代ワイヤレス製品に EP3C120 デバイスを活用しています。これらの製品は、デジタルの画像および音声データにおいて高品質と低レイテンシを実現し、従来では実現できなかった機能を当社の顧客に提供します。Cyclone III FPGA は、豊富なメモリと DSP リソース、および最小の消費電力など、当社のニーズを満たす魅力的な機能を提供します。その結果、顧客のエネルギー・コストを最小限に抑えつつ、優れた機能を当社の製品に統合することができました」と述べています。
アルテラの低コスト製品マーケティング担当ディレクタのルアン・シャーマイスター(Luanne Schirrmeister)は、「当社の新しい Cyclone III ファミリは、市場から大変高い評価を得ています。ソフトウェア無線や新しいワイヤレスおよびビデオ・デザインなどのアプリケーションでは、多機能性と低消費電力の両方を低コストで提供するソリューションが求められています。EP3C120 は、これら3つに対応しており、従来低コスト FPGA が使われていなかったアプリケーションへの採用が急速に拡大しています」と述べています。
TSMC の 65nm ロー・パワー(LP)プロセスにより製造されている Cyclone III FPGA は、低消費電力、豊富なロジック(5K から 120K までのロジック・エレメント)、豊富な内蔵メモリ(最大 4M ビット)、および豊富なデジタル信号処理(DSP)機能(最大 288 個のマルチプライヤ)を提供します。
Cyclone III ファミリの全デバイスは、Quartus® II ソフトウェア・バージョン7.1のサブスクリプション版と無償の Web エディションの両方でサポートされています。Quartus II ソフトウェアの先進技術と生産性向上機能により、設計者は、Cyclone III ファミリの性能を最大限引き出すことができ、従来世代のファミリに比べて50%少ない消費電力、さらには最も近い競合他社の低コスト FPGA より 3 スピード・グレード分の高速性能を実現します。
出荷時期
Cyclone III EP3C120 FPGA は、予定より1ヶ月早く、すでに顧客に出荷されています。Cyclone III FPGA の詳細情報は、アルテラの Web サイト( www.altera.com/cyclone3 日本語:www.altera.co.jp/cyclone3 )に掲載されています。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラのプログラマブル・ソリューションは、顧客企業に迅速かつコスト効率に優れた技術革新、他社製品との差異化をもたらし、顧客最終製品の市場におけるシェア拡大を実現します。アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト( www.altera.com 日本語: www.altera.co.jp )に掲載されています。
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