RELEASE DATE: 2006年5月9日
アルテラ、Nios IIプロセッサおよび開発ツールの
バージョン6.0を出荷開始
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浮動小数点サポートおよびC-to-Hardwareアクセラレーション・コンパイラ機能を追加
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈寛和、NASDAQ:ALTR)は本年5月9日(日本時間:5月10日)、Nios® II エンべデッド・プロセッサバージョン6.0およびNios II エンベデッド・デザイン・スイート(EDS)の出荷を開始したことを発表しました。このNios II EDSには、IEEE754準拠の32ビット単精度・浮動小数点サポート、および4月に発表されたNios II C-to-Hardware(C2H)アクセラレーション・コンパイラが含まれています。また、マルチプロセッサ・システム構築時の生産性向上のため、Nios II エンベデッド・プロセッサもアップデートされました。
アルテラのソフトウェア&Nios マーケティング担当ディレクタのクリス・バロー(Chris Balough)は、「Nios II C2H コンパイラおよび浮動小数点サポートは、優れた性能および柔軟性をエンベデッド・ソフトウェア開発者に提供します。また、FPGAベースのコンピューティング・プラットフォームとしてNios II プロセッサが提供するTime-to-Market(早期市場投入)の利点を一層高めます。これらの機能をNios II プロセッサバージョン6.0およびEDSに追加したことで、エンベデッド・システム市場におけるアルテラのリーダシップはさらに確かなものになります」と述べています。
浮動小数点サポートは、Nios II カスタム・インストラクションの機能のひとつとして提供されます。カスタム・インストラクションは、ソフトウェア演算をハードウェアに負荷分散することで、CPU性能を高めるための柔軟な選択肢となります。浮動小数点演算が必要となる場合に、事前に組み込まれている浮動小数点カスタム・インストラクションが自動的にCPUデータ・パスに追加され、それ以降のすべてのサブシーケントの浮動小数点演算が実行されます。浮動小数点カスタム・インストラクションは、ソフトウェア・プログラミングのツール・チェーンで完全にサポートされており、ソフトウェア開発者にとってはカスタム・インストラクションを意識する必要のない、完全に透過的なプログラミング環境を提供します。
Nios II C2H コンパイラは、Nios IIユーザにとって生産性を向上させるツールとなります。C2H コンパイラは、高性能化を妨げるC言語のサブルーチンをハードウェア・アクセラレータに自動で変換し、その結果をFPGAベースのNios II サブシステムに統合することで、組込みソフトウェアの性能を大幅に向上させることができます。
ツール群の拡張機能に加え、マルチプロセッサ・システム開発において更に優れた柔軟性を設計者に提供するために、Nios II プロセッサに最上位階層における同期化信号が追加されました。設計者は、複数のNios II プロセッサのブートの順番を管理するために、プロセッサのみのリセット信号を利用することができます。
Nios II エンベデッド・デザイン・スイート(EDS)
Nios II EDSは、アルテラのFPGAで完全なNios II エンベデッド・システムを開発するのに必要なソフトウェア・ツール、ユーティリティ、ライブラリ、およびドライバを設計者に提供します。Nios II EDSには、編集、コンパイル、デバッグ、プロファイル、およびプログラミングなど、ソフトウェア開発作業を処理するEclipseベースのNios II 統合開発環境(IDE)が含まれます。また、Nios II IDEには、別ライセンスで提供されるNios II C2Hコンパイラが統合されたプラグインとして提供されます。
価格と出荷時期
現在、Nios II のサブスクリプション契約を結んでいるすべての顧客は、Nios II プロセッサバージョン6.0のアップグレードおよびNios II EDSを自動的に入手することができる他、Nios II C2Hコンパイラの無償評価版も利用することができます。Nios IIの年間サブスクリプション費用は、米国内販売価格495ドルです。Nios II C2H コンパイラは、Nios II IDEに統合されたプラグインとして提供されます。Nios II C2Hコンパイラの単体でのライセンス費用は米国内販売価格2,995ドルです。
Nios II エンベデッド・プロセッサについて
Nios II ソフト・エンベデッド・プロセッサは、プログラマブル・ロジックおよびsystem-on-a-programmable-chip(SOPC)の統合に最適化された汎用32ビットRISC CPUです。また、世界中で開発キットが15,000個以上販売され、世界の上位20社に入るOEM企業にも採用されています。Niosアーキテクチャは、現在最も支持されているコンフィギュレーション可能なソフト・プロセッサです。当製品の詳細情報は、www.altera.com/nios2(日本語:www.altera.co.jp/nios2)に掲載されています。アルテラ・コーポレーションについて
アルテラのプログラマブル・ソリューションは、顧客企業に迅速かつコスト効率に優れた技術革新、他社製品との差別化をもたらし、顧客最終製品の市場におけるシェア拡大を実現します。アルテラに関する詳細は、同社Webサイト ( www.altera.com 日本語: www.altera.co.jp )に掲載されています。
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