RELEASE DATE: 2003年7月2日
アルテラ製品、Intevacの高性能小型暗視ビデオカメラNightVistaに採用
- デジタル・シグナル・プロセッサの代替としてCycloneデバイスとNiosプロセッサを採用、低コスト、小型化、および低消費電力を実現
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR)は本年8月4日、Nios®エンベデッド・プロセッサ搭載Cyclone FPGA製品が、Intevac Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、NASDAQ:IVAC)の小型・高性能暗視カメラ、NightVistaに採用されたことを発表しました。アルテラ製品はNightVistaシリーズに、高度に集積化された制御およびデータ処理機能を提供します。今回アルテラ製品はデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)ベースのソリューションの代替案として採用され、低コスト化、低消費電力化、および高集積化を実現すると同時に、IntevacのNightVistaの筐体を50%以上小型化させました。このアルテラのソリューションにより、NightVistaは商用および軍用市場で今日入手可能な最も先進的な暗視ビデオカメラの一つとなりました。
Intevacの画像処理スペシャリストのデイビッド・メイン(David Main)氏は、「市販DSPプロセッサの代わりにアルテラの製品を利用することで、当社は5枚の別々のコンポーネント・ボードを、Niosエンベデッド・プロセッサが動作するCycloneデバイスをメインに搭載した、一枚のボードに削減することが可能になりました。アルテラ製品を使用したアプローチにより、当社のコンポーネント・コストは少なくとも20%削減され、消費電力も従来の5分の1にまで低減しました。また、より簡素化された製品アーキテクチャにより、製造コストを削減し、製品の信頼性を向上させることが出来たのも何よりです。これらの結果は、アルテラの販売代理店であるArrow Electronicsによる優れたサポートも合わせて、この度のアルテラ製品の採用が、当社にとり最善の選択であったことを表しています」と述べています。
Intevacは、アルテラのソリューションを採用したことで、現在および将来のデザイン作業に関する戦略的な利点も得ています。IntevacのNiosプロセッサの利用は今回が初めてだったにもかかわらず、デザイン期間の短縮を実現し、わずか4ヶ月の開発期間で製品を市場投入できました。さらに、FPGAのリプログラマブル機能によりデザイナは現場でNightVistaカメラの設計変更およびフィールド・アップグレードが出来るため、Intevacは自社の製品ロードマップを広範囲に拡大することが可能になります。また、Intevacは独自に開発したNiosプロセッサ・ベースのデザインの拡張および再利用が可能になり、必要であればそのデザインを他のアルテラFPGA製品で再利用することもできるため、エンジニア・チームは開発成果を将来の製品に生かすことができます。
アルテラのインダストリアル&オートモーティブ・ビジネス・ユニット担当ディレクタのジェフ・ランパーター(Jeff Lamparter)は、「IntevacのNightVistaで実証された性能、コスト、サイズ、市場投入期間、および信頼性における著しい進歩は、Cyclone FPGA製品とNiosプロセッサの組み合わせにより実現する多くの成果の、最良の実例となります。当社は、Intevacの革新的な独自製品の開発に貢献できたことに大変満足しています」と述べています。
Intevacは、今週8月5日から7日まで米国フロリダ州タンパで開催中のナショナル・テクニカル・インベスティゲイターズ(National Technical Investigators、略称:NATIA)カンファレンスで、NightVistaのテクノロジを紹介しています。
NightVistaについて
2インチ立方に収まるカメラ筐体と2ワット以下の消費電力を実現したNightVistaは、産業保全、遠隔監視、および携帯モニタリング・システムなどの広範なアプリケーションに最適です。NightVistaの詳細情報については、IntevacのCommercial Imaging Sales(電話:米国408-986-9888)にて受け付けています。
Intevacについて
Intevacは、商用および軍用市場向けの画期的なフォトニクス/画像処理製品を開発しています。Intevacの画像処理製品は、超高感度で光を検知する高速電気光学装置です。同社の独自技術により、画像センサーのLIVAR、長距離対象認識システム、および暗視機能搭載ビデオカメラなどの製品が開発されています。また同社は、ハイテク製品の製造で利用されている、先進精密装置も生産しています。Intevacの機器製品は、高度な工学技術で処理された薄膜物質を多様な基板上に蒸着させるための製品です。これらのシステムは、ハード・ドライブの磁気媒体などの精密薄膜製品の製造における、量産・連続稼動を目的に設計されています。Intevacに関する詳細情報は、www.intevac.comに掲載されています。
Niosエンベデッド・プロセッサについて
アルテラのNiosエンベデッド・プロセッサは、今日、世界で最も幅広く販売されているソフト・コア・エンベデッド・ プロセッサです。同プロセッサは、カスタム化されたsystem-on-a-programmable-chip(SOPC)ソリューションを 開発するために、広範なペリフェラル、カスタム命令、およびハードウェア・アクセレレーション・ユニットと統合することが可能です。同プロセッサは、16ビット命令セットとユーザ選択可能16ビット(あるいは32ビット)データ・パスを備えていることで、広範なアプリケーションに合わせたコンフィギュレーションが可能です。通常、32ビット・データ・パスのNiosプロセッサは、アルテラのCycloneデバイスで使われるロジックの2ドル相当分しか必要としないため、今日提供されている中で最も低コストなRISCプロセッサの一つとなります。Niosエンベデッド・プロセッサは、アルテラのFPGA製品およびHardCopyデバイスで使用される限り、無償ロイヤリティで提供されます。OEMアプリケーション向けのASICライセンスは、有償で提供されます。Niosエンベデッド・プロセッサの詳細情報は、www.altera.com/nios(日本語:www.altera.co.jp/nios)に掲載されています。
Cycloneデバイス・ファミリについて
コストを最小限にすべくゼロから設計されたCycloneデバイスは、現在入手可能な、業界で最も低コストのFPGAです。先進0.13ミクロン、全層銅プロセスによって開発されたCycloneデバイス・ファミリは、量産向け・低価格指向のアプリケーション・デザイナに、FPGAの持つ柔軟性をASICの価格で提供します。最先端ならびに新しいI/O規格をサポートするCylconeデバイス・ファミリは、エンベデッドRAMブロックおよびその他の機能群を備え、自動車、民生、およびコンピュータ市場で量産アプリケーションを開発するデザイナにFPGA技術を余すところなく提供します。Cycloneデバイス・ファミリの詳細技術情報は、www.altera.com/cyclone(日本語:www.altera.co.jp/cyclone)に掲載されています。
アルテラ・コーポレーションについて
本年設立20周年を迎えるアルテラ・コーポレーション(NASDAQ:ALTR)は、system-on-a-programmable-chip(SOPC)ソリューションのパイオニアです。ソフトウェア・ツール、IP(Intellectual Property)および技術的なサービスとプログラマブル・ロジック技術を組み合わせ、価値の高いプログラマブル・ソリューションを全世界で約14,000の顧客に提供しています。アルテラに関する詳細情報は同社Webサイト(www.altera.com)に掲載されています。
Altera、The Programmable Solutions Company、アルテラロゴ、弊社特定デバイスの定義、およびその他の商標ならびにサービス・マークを意味する語彙は、すべてアルテラ・コーポレーションの米国及びその他の国における登録商標、商標またはサービス・マークです。その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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