RELEASE DATE: 2004年5月26日
Nucleus RTOS および開発ツールが
Nios II エンベデッド・プロセッサをサポート
アクセラレイテッド・テクノロジー, メンター・グラフィックス組込みシステム事業部(以下アクセラレイテッド・テクノロジー。メンター・グラフィックス・コーポレーション、本社:米国オレゴン州、日本法人メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社:東京都品川区、代表取締役:パトリック・ウイリアムス)と、日本アルテラ株式会社(以下アルテラ。東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、米国本社:カリフォルニア州サンノゼ)は、日本市場における強力体制をさらに強化していくことを発表します。今月20日に、アクセラレイテッド・テクノロジーはアルテラの最新 Nios II エンベデッド・プロセッサ・ファミリ向けに、Nucleus® RTOSおよび開発ツールをNios開発キットにバンドルすることを発表しました。これにより Nios II プロセッサを使用したネットワーキング、テレコム、オートモーティブ、デジタル・エンターテイメント、産業用制御機器など様々な組込みアプリケーション構築の全過程において終始一貫して支援するロイヤリティ不要のトータルソリューションが提供されます。
Nios II はアルテラが独自に開発したソフトコア・プロセッサNiosの次世代製品です。アルテラが2000年にNiosを発表して以来、1万3,000セット以上のNios開発キットが出荷され、世界中の多くの設計者に優れた操作性と柔軟性が高く評価されてきました。特に日本は発表直後からNiosが多くの設計者に受け入れられた市場であり、高い普及率を誇っています。アルテラはNiosユーザを直接訪問して集めた改善提案の声を Nios II の開発に反映させました。その結果として、Nios II ファミリは成功を収めたNiosを基に、性能および機能に大きな改良を施し、世界で最も汎用性に優れた多目的なエンベデッド・プロセッサとして新たに誕生しました。Nios II はシステム性能を重視したコア、コスト効率を重視したコア、そしてこれら2種類のバランスを取った3種類のソフトコアCPUから構成されています。また、マルチ・プロセッサ・システムも自由に構成でき、各プロセッサには最大256のカスタム命令が追加できます。アルテラの各FPGAファミリやストラクチャードASICデバイスとの組み合わせにより、低コスト組込みシステムから高性能システムまで、開発者のエンベデッド・ニーズに最適にマッチしたものを開発することができます。また、従来のNiosにリアルタイムOS(RTOS)を組み込んだシステムの開発者からの強い要望を受け、Nios IIではソフトウェアの開発環境を大幅に強化しました。主要エンベデッド・ツール・プロバイダに最も採用されているEclipseプラットフォームをベースにした統合開発環境Nios II IDEを開発キットに同梱しています。Nios II IDEのデバッガは、JTAGケーブル経由の実機FPGAハードウェア、Nios IIインストラクション・セット・シミュレータ、およびModelSim® - Alteraハードウェア・シュミレーション・ツールをターゲットにすることができ、広範で柔軟、強力なデバッグ環境を提供します。
開発キットに同梱のNucleus RTOSおよび開発ツールに含まれるNucleus PLUSリアルタイムカーネル、code|lab EDE統合開発環境およびcode|lab Debugソースレベルデバッガは、Nios IIソフトコア・エンベデッド・プロセッサ・ファミリに向けた、アクセラレイテッド・テクノロジーによる組込み製品ラインオファーの主軸となります。
Nucleus RTOSシリーズの基盤であるNucleus PLUSは、効率的でスケーラブルな信頼性の高い高速軽量リアルタイムカーネルです。ソースコードとともに提供され、ユニットごとのランタイム・ロイヤリティが不要です。code|lab EDEおよびcode|lab Debugは、アプリケーションの設計過程を簡略化し市場投入時間を短縮するために必要な開発ツールをSOPC(system-on-a-programmable-chip)開発者に提供することから、Nios II プロセッサユーザに優れた組込みソフトウェア開発環境を提供します。
アクセラレイテッド・テクノロジーではまた、TCP/IPプロトコルスタック、GUIパッケージ、ファイルシステムなどNucleus RTOSと緊密に統合されたNucleusミドルウェアシリーズを展開しており、Nios IIに順次対応していきます。また、ITRON4.0仕様に準拠するNucleus μiPLUSもNios II 向けにリリースを予定しています。
「アルテラは第一世代のNiosによって初めて組込み市場に参入し、Nios II によってその可能性を更に拡大します。最もNiosが受け入れられている日本市場では、特に顧客のニーズや動向に敏感でいる必要があり、そのためにも日本市場重視の独自マーケティング活動が不可欠です。アルテラ、メンター・グラフィックス・ジャパンならびにアクセラレイテッド・テクノロジーとの協力関係により、日本の顧客にとってよりよい開発環境がますます強化されたことを喜ばしく思います。」(日本アルテラ、プロダクト・マーケティング・マネージャ:堀内 伸郎)
「アクセラレイテッド・テクノロジーのNucleus RTOSおよび開発ツールは、アルテラの第一世代Niosエンベデッド・プロセッサにおいて大きな成功を収めてきました。Nucleus RTOSとその高品質な開発ツールを併用することで、Nios II をベースとする複雑で高性能なアプリケーションを精密に構築することが可能です。また、今後はNucleusミドルウェア郡も積極的にサポートし、Nios IIユーザに包括的なソリューションを提供します。」(アクセラレイテッド・テクノロジー、部長:麦田 興次)
Nios IIエンベデッド・プロセッサ・ファミリについて
アルテラのNios II ソフトコア・エンベデッド・プロセッサ・ファミリは、プログラマブル・ロジックおよびsystem-on-a-programmable-chip(SOPC)統合ソリューション向けに最適化されています。3種類のNios II コアと複数のFPGAデバイス・ファミリから成る選択肢により、開発者の要求する性能と価格帯に幅広く対応しています。Nios II コアは汎用RISCプロセッサで、ユーザ・ロジックと組み合わせたり、アルテラのFPGA上でプログラムすることが可能です。このプロセッサは、32ビット・インストラクション・セット、32ビット・データ・パス、ならびに コンフィギュラブルなインストラクションおよびデータ・キャッシュを備えています。Nios II エンベデッド・プロセッサは、アルテラのPLD製品およびHardCopy® デバイスで使用する限り、ロイヤリティ費用は無償となります。OEMアプリケーション向けのASICライセンスは、追加費用で購入できます。詳細情報は、www.altera.com/nios2(日本語:www.altera.co.jp/nios2)に掲載されています。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーション(NASDAQ:ALTR)は、system-on-a-programmable-chip(SOPC)ソリューションの世界的パイオニアです。ソフトウェア・ツール、IP(Intellectual Property)および技術的なサービスとプログラマブル・ロジック技術を組み合わせ、価値の高いプログラマブル・ソリューションを全世界で約14,000の顧客に提供しています。アルテラに関する詳細情報は同社Webサイト(www.altera.com)に掲載されています。
アクセラレイテッド・テクノロジーについて
アクセラレイテッド・テクノロジー, メンター・グラフィックス組込みシステム事業部は、本部を米国アラバマ州モービル市に構え、世界各地に営業所と代理店を持ちます。組込みシステム開発者に最高品質のサービスを提供することを使命とし、分かりやすいコメントの入ったソースコードと、業界をリードするロイヤリティ不要ビジネスモデルに基づくリアルタイム・オペレーティングシステム(RTOS)ソフトウェアを提供することにより、time-to-marketを短縮し、エンジニアに完全なソリューションを提供します。
詳しい情報については、www.acceleratedtechnology.jp をご覧になるか、jpn_info@acceleratedtechnology.com までメールでお問合わせください。
| プレスコンタクト: | ||
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広報 本間 明子 日本アルテラ株式会社 03-3340-9480 ahomma@altera.com |
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