RELEASE DATE: 2010年3月25日
アルテラと Apical 社、世界初のネットワークカメラ用
HDワイド・ダイナミック・レンジFPGAソリューションを発表
- Cyclone FPGAにより、HD(高精細)WDR CMOS画像センサー向けの完全な画像処理ソリューションを実現
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)と Apical 社 (本社:英国ロンドン) は米国時間3月24日 (日本時間:3月25日)、世界初のネットワークカメラ用高精細 (HD) ワイド・ダイナミック・レンジ (WDR) CMOS画像センサー処理ソリューション (以下、HD WDR CMOS画像センサー) を発表しました。アルテラは、米国ネバダ州ラスベガスで開催される 「International Security Conference (ISC) West Expo」 (会期:3月24日~26日) において、当ソリューションの展示を行います。
アルテラと Apical 社が提供するこの完全なソリューションは、従来世代のネットワークカメラにとって大きな課題であった照明条件の変化にも対応し、優れたビデオ画像品質を提供します。本ソリューションは、アルテラの Cyclone® III および Cyclone IV FPGA に、Apical 社の IP 搭載して、Apical 社の新しい HD WDR CMOS 画像センサー、「MT9M033」 をサポートするものです。
標準的な CMOS 画像センサーでは、低光量の場所から直接太陽光が当たる場所までというような幅広い輝度レベルに対応できず、ビデオの対象物が真っ黒になったり、白く飛んだりする原因となっていました。WDR CMOS 画像センサーで、この問題を修正することは可能ですが、実現するにはデザイン上の課題がありました。WDR CMOS 画像センサーは、毎秒 60 フレームで 1 色当たり最大 20 ビット/色 x 1.2 メガピクセルの大容量のデータを生成するため、ISP (Imaging Sensor Pipeline)で処理する必要がありますが、これまでネットワークカメラシステムで利用されてきた DSP や ASSP は、この処理を効率的に行うことができず、オンチップで実現することは困難でした。しかし、アルテラの Cyclone FPGA は、RAW画像データを標準デジタル出力に変換し、鮮明な映像を生成する非常に複雑な計算アルゴリズムを処理できる能力を備えています。
Apical 社 CEO(最高経営責任者)のマイケル・トゥッシュ(Michael Tusch)氏は、「従来世代のセンサーは低光量または高光量のいずれかの条件において動画映像を再生することができるものの、その両方の条件下で再生することはできませんでした。DSPでは必要とするファンクションを実行できないことが分かったため、アルテラの Cyclone FPGA を採用しました。Cyclone FPGA は、当社の IP を動作させるために必要な性能を備えており、ネットワークカメラ市場におけるコストと消費電力の制約をも満たすものです」と述べています。
FPGA に実装されたこのセンサー処理デザインは、Apical 社から提供されます。Apical 社の IP には、自動露出 (AEC)、自動感度調整 (AGC)、自動ホワイトバランス (AWC)を実行し、極度に低光量または高光量な条件でも鮮明な映像を再生できる完全な ISP が含まれています。Apical 社の IP は、Apical 社の iridix® 最新機種に搭載されているローカル・トーン・マッピングによって、2D/3D ノイズの低減、特定のシーンに応じたコントラスト調整を行い、肉眼で見ているような自然な映像を再生することができます。Cyclone III および Cyclone IV FPGA ファミリは、業界をリードするクロック・レート、ロジック数、消費電力によって、これらのファンクションを実行しています。
アルテラ インダストリアル・オートモーティブ・ビジネス・ユニット担当ディレクタのマイケル・サミュエリアン (Michael Samuelian) は、「当社の FPGA を利用することで、特に従来の DSP や ASSP では限界があった産業用市場において、これまでにない新しいデザインの開発が行えるようになります。現在、低コストで低消費電力の Cyclone FPGA シリーズは、画像の取り込みから表示までの主要な画像処理ファンクションを実行するソリューションとして利用されています。当社の FPGA と Apical 社の IP を利用することで、次世代のネットワークカメラ機器はより短期間で市場に投入できるようになり、無限の可能性を持つことになるでしょう」と述べています。
HD WDR CMOS 画像センサーの詳細情報、本製品のデモ機、リファレンス・デザイン、評価キットの入手方法等については、アルテラのウェブサイト(www.altera.com/pr/surveillance 英語)をご覧下さい。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年にNASDAQに上場しました。FPGA/CPLD、ASICなど、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本におけるPLD市場でトップシェアを維持しています。
アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、RSS、Twitter でも情報提供を行っています。
Apical 社について
Apical 社は、英国に本社を置く非上場企業で、エンベデッド・アプリケーション向けの先進的なダイナミック・レンジ管理およびノイズ・リダクション技術における業界リーダー企業です。Apical 社の製品は、人間視覚システムの研究に基づいて開発されており、広範な画像キャプチャおよび画像ディスプレイ機器の性能を最大限に高めることを目標に設計されています。同社の製品には、ハードウェアIPコアとエンベデッド・ソフトウェア・ライブラリがあります。同社の詳細情報は、(www.apical-imaging.com)をご覧下さい。
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広報 渋谷 裕佳 日本アルテラ株式会社 03-3340-9480 jpnewsrm@altera.com |
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