RELEASE DATE: 2010年7月7日
アルテラ、Quartus II 開発ソフトウェア最新版v10.0をリリース
~ 最先端ハイエンド28nm FPGAにも対応 ~
- アルテラのハイエンド 28nm Stratix V FPGAファミリに新たに対応
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:日隈寛和、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は本年7月6日(日本時間:7月7日)、CPLD、FPGA、HardCopy® ASICデザインにおいて、業界で最も優れた性能と生産性を実現する開発ソフトウェア 「Quartus® II」の最新バージョン、「Quartus II v10.0」をリリースいたしました。
Quartus II v10.0 は、業界をリードする生産性を備えており、競合の高集積度デザインと比較してコンパイルに要する時間は1/2から1/3となっています。また、アルテラの最新デバイスである28nm FPGA「Stratix® V」 ファミリのサポートが追加されたことに加え、より高速なタイミング・クロージャ、早期市場投入を実現する新しい生産性向上機能が追加されました。
Quartus II v10.0が対応するアルテラの最新デバイスは、「Stratix V GX」および「Stratix V GS」FPGAです。Stratix V GX FPGAは、バックプレーンおよびオプティカル・モジュールをサポートする12.5Gbps トランシーバを内蔵し、高性能・広帯域幅アプリケーション向けに最適化されています。また、Stratix V GS FPGAは、業界初の可変精度DSPブロックを備え、高性能DSPアプリケーション向けに最適化されています。Quartus II v10.では、先進的な配置配線アルゴリズム、TimeQuestタイミング・アナライザ、PowerPlayパワー・テクノロジの機能拡張が追加されており、これにより、Stratix V FPGAを利用する顧客は、業界で最も短いコンパイル時間、90%以上のロジック使用率、高速なタイミング・クロージャ、最小の総消費電力を達成することができます。
また、Quartus II v10.0は新しいトランシーバ・ツールキットを提供し、PCB(プリント回路基板)設計においてアプリケーションを開発する前に、あるいはアプリケーション開発と併行して、トランシーバのシグナル・インテグリティを効率的に検証可能になります。このトランシーバ・ツールキットを使用することで、顧客はトランシーバのパラメータを即座に微調整し、ビット・エラー・レート(BER)を確認して、シグナル・タイミング・マージンとアイ・オープニングを最大にすることができます。Quartus II 開発ソフトウェアは、トランシーバ設定のための操作性に優れたGUIを搭載しており、ハイスピード設計者はプリエンファシス、イコライゼーション、VOD、EyeQアイ・ビューア、サンプリング・ポジションなどを容易に設定可能です。
新たにオンラインでライセンス管理が可能に 「ライセンス・センター」
アルテラでは、このたび、開発ソフトウェアやIPのライセンスをオンラインで管理できる「ライセンス・センター」を新開設いたしました。これによりライセンス発行・管理プロセスが簡素化され、24時間いつでもユーザーが直接、ライセンスを確認・変更・管理することが可能となります。この新しい仕組みは、柔軟なライセンス発行機能、シンプルなオーダープロセス、わかりやすいライセンス・ファイルをユーザーに提供するものです。7月より英語表記のサービスを開始しており、日本語表記のサービスは本年9月にリリースの予定です。
Quartus II v10.0 その他の新機能概要
- 「ラピッド・リコンパイル機能」の拡張
Quartus 論理合成 (Quartus Integrated Sysnthesis: QIS) 機能との新たな連携機能で、デザインの小規模な変更を行う際に、フルコンパイルと比べて、コンパイル時間を平均50%短縮します。安定した結果と、より優れたタイミング保持を実現します。
- 新規IP追加と「IP Base Suite (ベース・スイート)」のサポートIP拡張
新たに10ギガビット・イーサネットMAC、10G Base-R、およびXAUI PHY MegaCores®ファンクションが追加されました。また、Quartus II のサブスクリプション・エディションには、アルテラのIPの一部として、ALTMEMPHYとUniPHYをサポートするDDR2およびDDR3 SDRAM コントローラMegaCoresファンクションが含まれています。
- QXPファイルのサポートの拡張
従来からサポートされている論理合成後のネットリストに加えて、新たにフィッティング後のネットリストをサポートすることで、カスタム・コンポーネント・ライブラリを構築でき、デザインの再利用を容易にします。
- OSサポートの拡張
新たにサポートされるOSは、Windows 7、およびLinuxではSUSE Enterprise 10に加えて、SUSE Enterprise 11です。また、Quartus II のウェブ・エディションでも、新たにLinuxのサポートが追加されました。
Quartus II v10.0 新機能についての詳細情報は、www.altera.co.jp/q2whatsnew をご覧ください。
アルテラ ソフトウェア/エンベデッド/DSPマーケティング担当シニア・ディレクタのクリス・バロー(Chris Balough)は、「アルテラの28nm FPGA、Stratix V ファミリは、次世代FPGAのインテグレーションのレベルを大幅に引き上げました。これは生産性を最大限に高める開発ソフトウェア・ソリューションの提供が引き続き必要とされることを示しています。最新版 Quartus II に追加された機能により、競合と比べてコンパイル時間を1/2から1/3に短縮しているため、顧客は自社製品を迅速に市場投入することが可能です」と述べています。
価格と出荷時期
Quartus II 開発ソフトウェアv10.0のサブスクリプション・エディション、ならびに無償のウェブ・エディションはともに、アルテラのウェブサイトからダウンロード可能です。アルテラのソフトウェア・サブスクリプション・プログラムは簡素化しており、ライセンス料とメンテナンス料が年一度の支払いに統合されています。「Quartus II 開発ソフトウェア サブスクリプション契約」には、Quartus II 開発ソフトウェア、「ModelSim® Altera Starter Edition」、アルテラのIPコアで最もよく利用されている16個のIPコア(DSPとメモリ・コア)で構成されている「IP Base Suite」の全ライセンスが含まれています。年間費用は、米国内販売価格2,995ドル(ノード・ロックPCライセンス時)で、アルテラのeStoreまたは販売代理店からご購入いただけます。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年にNASDAQに上場しました。FPGA/CPLD、ASICなど、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本におけるPLD市場でトップシェアを維持しています。
アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、RSS、Twitter でも情報提供を行っています。
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