RELEASE DATE: 2010年6月23日
アルテラ、業界初WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)
HDネットワークカメラのFPGAシングルチップ・ソリューションを発表
- FPGAシングルチップで、ネットワークカメラの
WDR CMOSセンサー向け画像処理ソリューションを実現
~ DSP/ASSPの機能を統合し、消費電力を50%以上低減 ~
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ) は米国時間6月22日 (日本時間:6月23日)、FPGAシングルチップで実装できるネットワークカメラ用の高精細 (HD) IP リファレンス・デザインを業界で初めて発表し、同社のネットワークカメラ市場向け FPGA ソリューションを拡充しました。
この新しいソリューションには、アルテラの低コスト FPGA 「Cyclone® III」または「Cyclone IV」と、Eyelytics 社とApical 社の IP が含まれており、AltaSens 社(米国)の 1080p60 A3372E3-4T と、Aptina 社(英国)の 720p60 MT9M033 HD ワイド・ダイナミック・レンジ (WDR) CMOS 画像センサー (以下、HD WDR CMOS 画像センサー) をサポートしています。この一体型ソリューションにより、ネットワークカメラ・メーカーは、DSP プロセッサや ASSP を使用する従来のアーキテクチャと比べ、ボード・スペースと消費電力の低減、柔軟性の向上、開発期間の短縮を図ることが可能となります。
従来の DSP プロセッサと ASSP は、1080p および 720p WDR CMOS センサーから転送される広帯域幅データを受け入れるために必要な処理能力を備えていませんでした。たとえば、フル HD ラスターは、2200x1125 ピクセル、ピクセル当たり 16 ビット以上、毎秒 60 フレームで 2Gbps 以上の帯域幅を必要とします。アルテラの Cyclone FPGA シリーズは、今日のHD WDR CMOS 画像センサーで生成される大容量のデータを扱うために必要な帯域幅と処理能力を備えています。また、従来の HD WDR カメラ・システムのデザインでは、FPGA が“フロント・エンド”データを処理する一方、DSP またはASSP が“バック・エンド”ビデオ・エンコーディングを処理する必要がありました。今後は、これらすべてのチップをアルテラの FPGA シングルチップに置き換えることができます。
アルテラの HD ネットワークカメラ IP リファレンス・デザインの主な機能:
- Apical 社の最高位 WDR 処理 ISP “iridix” およびアドバンスト時間的空間的ノイズリダクション機能
- Altasens 社 A3372E3-4T WDR モードに対応する Apical 社の “checkerboard demosaic” コア
- アルテラの Nios® II ソフトコアプロセッサにソフトウェア実装された自動露出、自動ホワイトバランスなどの 3A 機能
- メイン・プロファイルで、720 ライン・毎秒 30 フレームのプログレッシブ・エンコーディング、あるいは 1080 ライン・毎秒 15 フレームのプログレッシブ・エンコーディングを実現する Eyelytics 社の H.264 ビデオ・エンコーダ
- アルテラのトリプル・スピード・イーサネット MAC IP コア
DSP や ASSP を必要とせず、必要な機能すべてをアルテラの FPGA シングルチップに統合できるため、設計者はボード・スペースを削減しながら、コストと消費電力を低減できるようになります。このシングルチップ・ソリューションにより、従来のデザインと比べて、消費電力を 50%以上削減可能です。
このリファレンス・デザインには包括的な IP 群がバンドルされており、設計者はネットワーク・カメラの開発を直ちに開始でき、開発期間を1年近く短縮することができます。カメラ設計者に必要となることは、モーション検出、パン、チルト、ズーム・コントロール用に自社のソフトウェアを追加する作業など、特定の機能に合わせて FPGA をカスタマイズすることだけです。
アルテラ インダストリアル・オートモーティブ・ビジネス・ユニット担当ディレクタのマイケル・サミュエリアン(Michael Samuelian) は、「ビデオ・ディスプレイ業界と同様に、ネットワークカメラにおいても、高品質なビデオ映像が求められています。アルテラの FPGA シングルチップ・ソリューションは、標準解像度 (SD) から高解像度 (HD) へ、標準的な CMOS センサーから WDR CMOS センサーへ移行するという市場トレンドに対応するだけでなく、インターネット・プロトコル・ネットワークを介した高解像度イメージの提供をさらにコスト効率の良いものにし、ネットワークカメラ開発をさらに一歩前進させるものです。」と述べています。出荷時期
すでに出荷開始されているアルテラのシングルチップ HD IP カメラ・リファレンス・デザインの詳細情報は、アルテラのウェブサイト(www.altera.co.jp/pr/surveillance2)をご覧ください。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年にNASDAQに上場しました。FPGA/CPLD、ASICなど、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本におけるPLD市場でトップシェアを維持しています。
アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、RSS、Twitter でも情報提供を行っています。
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マーケティング 岡村 洋子 日本アルテラ株式会社 03-3340-9480 jpnewsrm@altera.com |
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