RELEASE DATE: 2010年3月3日
アルテラ、業界初のTÜV認定済み
産業用セーフティ・データ・パッケージを発表
- TÜV認定産業用ソリューションの活用により、産業用機器の市場投入期間を短縮
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼CEO:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は 米国時間3月2日(日本時間:3月3日)、厳しさを増す安全基準を満たす革新的なソリューションを提供し続けるべく、ドイツのニュルンベルクで開催中の「Embedded World Exhibition and Conference」において、オートメーション・アプリケーション向けの「インダストリアル・セーフティ・データ・パッケージ」を発表しました。
アルテラは、ドイツの安全性認定機関であるTÜV Rheinland(テュフ ラインランド)と協力し、事前にTÜVの認定を受けた開発ツール・チェーンを開発しました。この開発ツール・チェーンには、セーフティ・マニュアルやセーフティIPコアが含まれています。このソリューションを使用することで、サーボ・ドライバおよびインバーター・ドライバ、安全装置、オートメーション制御など、安全性を重視する産業用アプリケーションの開発期間を短縮し、システム全体のコストを削減することが可能となります。
欧州機械指令(European Machinery Directive)において厳格な安全規制が新たに課せられたことにより、産業用オートメーションの機器メーカーは、ISO 13849およびIEC 62061規格に準拠し、より安全性に配慮するデザインを開発する必要に迫られています。両規格は、包括的規格IEC 61508に基づいており、FPGAを使用して機器開発を行う際に必要な要件を規定しています。これらの規格に準拠するためは、システム設計時に使用するソフトウェア、コンポーネント、開発ツールのすべてが規格に準拠していることを検証しなくてはならず、この作業によって、開発期間が2年ほど長引くこともあります。
アルテラのセーフティ・データ・パッケージには、TÜV認定済みFPGA、標準IPコア、標準開発ツール・フロー等の情報を記載したセーフティ・マニュアルが同梱されており、これを使用することで、開発期間を大幅に短縮することが可能となります。また、本パッケージには、セーフティIPコアも含まれており、IEC 61508に適合するシステム・インテグリティを行うことが可能となります。また、Quartus® II 開発ソフトウェア v9.0 SP2でサポートされているアルテラの全FPGA製品は、事前にTÜV Rheinlandの安全性認定を受けています。TÜV Rheinlandとの独自のパートナーシップにより、VDHLおよびCコードの開発、シミュレーション、検証を行う完全なツール・チェーンの検証・認定フローを完成させることができました。
TÜV Rheinlandのファンクショナル・セーフティ製品担当ビジネス・ユニット・マネージャのステファン・ハーブ(Stephan Haeb)氏は、「多くのメーカーは、すべての産業用オートメーション機器で安全基準を満たすよう取り組んでいますが、デザインの安全基準認定と認証についてはまだ遅れています。アルテラから提供されるTÜV認定FPGAツール、IPコア、マニュアルを使用することで、機器メーカーはこれまで社内で行う必要のあった作業を減らすことができ、開発期間を短縮することが可能となります。また、アルテラのセーフティ・データ・パッケージによって、ツールやIPコアのTÜV認定取得プロセスを割愛して、安全要求仕様に対応するシステム開発に直ぐに取り掛かることができるようになります。また、アルテラのFPGAとツールを使用することで、パーツ、ツールともにTÜVの厳しい認定テストに合格しているという安心感を持って、開発を進めることができます」と述べています。
さらにアルテラのFPGAは、従来の産業用セーフティ・デザインで利用されていたデジタル・シグナル・プロセシング(DSP)デバイス、マイクロプロセッサ、ASSPの機能を統合できるため、システム全体のコストを削減することも可能となります。FPGAワンチップ上にモーター・コントローラや産業イーサネット・ネットワーク機能を統合することで、ボード占有面積を削減し、システムの複雑性を解消することが可能です。
アルテラ インダストリアル・オートモーティブ・ビジネス・ユニット担当ディレクタのマイケル・サミュエリアン(Michael Samuelian)は、「この新しいセーフティ・データ・パッケージにより、これまでASSPとマイクロプロセッサが独占してきた市場で当社のFPGAが代わりに利用されるようになるでしょう。高い評価を得ている安全性認定機関であるTÜV Rheinlandとの提携により、お客様製品の開発期間を短縮し、システム全体のコストを削減できるようになります。当社のFPGAは将来、産業用セーフティ機器市場の新たなスタンダードとなることでしょう」と述べています。
アルテラの産業用セーフティ・データ・パッケージは、本年第2四半期の早期から提供開始予定です。アルテラのセーフティ・データ・パッケージの詳細情報は、アルテラのウェブサイト(http://www.altera.co.jp/end-markets/industrial/functional-safety/ind-functional-safety.html 英語)をご覧下さい。本ソリューションは、ドイツのニュルンベルクで開催中の「Embedded World 2010 Exhibition and Conference」のアルテラのブース(番号:Hall 9/9-259 EW)で公開中です。アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年にNASDAQに上場しました。FPGA/CPLD、ASICなど、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本におけるPLD市場でトップシェアを維持しています。
アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、RSS、Twitter でも情報提供を行っています。
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