アルテラでは、バンド幅の増加という要求に対応し、ムーアの法則を超える優位性をもたらすべく、プログラマブル技術を進化させるイノベーション ~ 技術革新 ~ を推進してきました。
28nmデバイスでは、以下の技術革新により、FPGAの可能性を飛躍的に向上させます。
なぜ、新しい性能を備えることが重要なのでしょうか? 現在、スマートフォン、クラウド・コンピューティング、数々の動画関連アプリケーションにより、高いバンド幅の必要性が急速に高まっています。こうしたアプリケーションにおける大きなトレンドをサポートするインフラにとって、今やバンド幅は重要な要素となっています。さらに、お客様のシステムが本当の意味での競争優位性を獲得するためには、より高いバンド幅の要件に対応するだけでなく、コストと消費電力はこれまでの水準を維持、あるいは削減させなくてはなりません。
図1. モバイルとビデオ・トラフィックの激増で、ハンド幅の要求が増加。コストと消費電力は従来レベルを維持
ムーアの法則に頼るだけでは、こうした課題すべてに対応するFPGAを作ることはできません。そのため、次世代製品ポートフォリオにおいては、バンド幅増加の要求を満たしつつ、コストと消費電力を削減させるクリエイティブな方法を導入することになりました。
Embedded HardCopy Blocks は、カスタマイズ可能なハードIP (intellectual property) ブロックで、アルテラ独自のHardCopy ASICの機能を活用した新技術です。 以下のような標準的またはロジック比率の高いファンクションの実装に使用することができます:
図2. Embedded HardCopy Blocks を備える FPGA のフロアプラン

このイノベーションによって、エリア毎の集積度は劇的に高まり、FPGAの可能性は飛躍的に向上します。他のハードIPと同様、Embedded HardCopy Blocksで得られるメリットには、以下が挙げられます:
28Gbps エンベデッド・トランシーバは、I/Oバンド幅にブレークスルーをもたらします。この高速トランシーバにより、デザインの機能を維持しつつ、外部コンポーネント、I/O数、消費電力、コストを削減することが可能となります。また、400Gシステムなどの次世代デザインを、コストの高い外部コンポーネントを追加することなく、ワンチップ上に実装することも可能となります。
実証済みの「インクリメンタル・コンパイル」のデザイン・フローを活用することで、パーシャル・リコンフィギュレーションが、コンセプトのレベルから現実のものになります。 この機能により、他の領域を動作させたまま、一部分だけをすばやく再コンフィギュレーションすることが可能になります。
パーシャル・リコンフィギュレーションで得られるメリットには、以下が挙げられます:
40nm デバイスでアプリケーション設計を行う場合、回路面積、消費電力、必要とするトランシーバ数は、いずれも増大します。同じアプリケーションをアルテラ独自のイノベーションを伴う28nm FPGAで設計すると、これらの要件を大幅に減少させることができます。
図3. 回路面積、消費電力、必要とするトランシーバ数の比較

28nmにおけるアルテラのテクノロジ・リーダーシップは、私どもの従来からのイノベーションという伝統を継続し、新興アプリケーションのニーズに対応するものです。具体的な製品のご案内まで、ご期待ください。